(短編集)
サム・ホーソーンの事件簿Ⅳ
- サム・ホーソーン医師シリーズ (6)
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現在、シリーズ3作目を読んでいますが、連作の表紙絵も気に入っています。 | ||||
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密室殺人、人間消失などなど、次々と起こる一見不可能に見える犯罪。そのおもしろさにすっかりはまって、続けざまに読んだサム・ホーソーン先生の探偵譚。が、三冊目ともなるとさすがにちょっと飽き気味に感じ、問題のための問題ではありませんが、なんかムリヤリ密室をつくっているように思えてきて、続きの短編集には手を出さずにいました。 で、久しぶりに読んだ本書、サム・ホーソーン先生の活躍する四冊目の短編集ですが、いやぁ、おもしろかった!サイクリングに出かけた女性が自転車を残して姿を消す『青い自転車の謎』、ホーソーン先生といっしょに歩いていた男を、出会った人は誰も見ていなかったという『革服の男の謎』等、シリーズ中でも傑作の部類に入ると思われる作品が収録されているということもあったのでしょうが、本格ミステリ、それも切れ味鋭い短編の本格ミステリが好きなんだと再確認させられました。 ちなみに本書には、作者のもう一人のシリーズ探偵ベン・スノウとホーソーン先生が共演するという、ホックファンには嬉しい『呪われたティピーの謎』が納められています。この二人以外にも多くの探偵を創造している作者、ぜひ彼らの探偵譚もまとめて出してほしいですね。 | ||||
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ニュー・イングランドの田舎町ノースモントの老医師サム・ホーソーンが、数々の不可能犯罪を解決した若かりし日々を回想する、シリーズ物の短編集。第4集の本書には、1935年から1937年までに起きた、12の事件が載せられている。 いつもながらの、のびのびとした筆づかいが楽しい。確かに推理パズルとしては、読者がサム先生より先に真相に気づいてしまう話や、拍子抜けの話もいくつか見られ、レベルダウンは否めない。また、舞台となる期間が1935年から1937年までと短いためか、社会文化史的なトピックスがあまり見られないのも寂しい。だが、それでも十二分におもしろいし、何よりも安心して楽しめるのが良い。今後ずっと読み続けたいと思わせる、貴重な短編集である。 今回特筆したいのは、新しい看護婦メリー・ベストの登場。非常に利発な女性で、探偵の助手としても気の利いた活躍をして、物語に今までにない彩りを添えてくれる。もしサム先生が結婚するのなら、彼女のような女性と結婚してほしいと思う。 | ||||
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ホーソーン医師シリーズの第37作から第48作までと、ベン・スノウものを一作、収録している。 もうどうしようもないほどトリックがお粗末になっている。ホックの持ち味は不可能犯罪にある。不可能で不思議な状況をつくり出すという点では、まだまだ見事。しかし、解決があまりにもひどい。どんな結末が待っているのだろうと思ってわくわくしながら読むと、がっかりさせられる。 ホーソーン医師シリーズを最後まで出したい気持ちは分かるが、そろそろ、考え直すべき時期なのではないだろうか。 | ||||
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