(短編集)
怪盗ニック全仕事6
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3巻くらいまでが1番面白かった気がします。 ニックが歳をとっていくのが終わりに近づく感じがあって少し寂しいような…、でも最後までワクワク読めました。 | ||||
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【収録作品】 コロンブスの首を盗め グロリアの赤いコートを盗め バースデイ・ケーキのロウソクを盗め オウムの羽根を盗め 浴室の体重計を盗め 劇場の立て看板を盗め 結婚式で放たれる鳩を盗め 一番でかいシーバスを盗め ダブル・エレファントを盗め 空っぽのペイント缶を盗め くしゃくしゃの道路地図を盗め 最高においしいアップル・パイを盗め 機関士の五ポンド紙幣を盗め 仲間外れのダチョウを盗め 1966年から著者の逝去の前年まで40年の長きに渡り書き継がれて来た怪盗ニック冒険譚もいよいよ最終巻。 アイデアや発想自体に新鮮味が乏しくとも展開のヴァリエーションや結末の捻り方で読者を決して飽きさせない、その工夫と技巧を駆使した手練れの技は晩年まで衰えを見せなかった。 「グロリアの赤いコートを盗め」でニックと恋人グロリアとの馴れ初めを描いたり、好敵手である女怪盗サンドラとの丁々発止なやりとりなどファンへのサーヴィスも満点。最終作である「仲間外れのダチョウを盗め」の結末がとりわけフィナーレめいた終わり方をしていないのが生涯現役であった短編ミステリのアルチザンには返って相応しい。 完結に際し、生涯をミステリに捧げた情熱と作家としての矜持の高さには胸が熱くなるのを改めて禁じ得ない。 | ||||
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