(短編集)

怪盗ニックの事件簿



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初公開日(参考)1983年02月
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怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2003年11月26日 怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

二万ドルの報酬で価値のないものだけを盗む怪盗ニックに、フランスで撮影中の映画の小道具に使われている、ゼンマイ仕掛けのネズミを盗んでほしいという手紙が届いた。一個一ドルもしないガラクタに大金を払う人物の真意とは?おもちゃのネズミを盗む好短篇をはじめ、バッキンガム宮殿の七羽の大鴉やマフィアの親分の飼い猫など、謎に満ちた盗みの注文に世界を駆けめぐるニックの冒険の数々。全十篇を収録した第三短篇集。 (「BOOK」データベースより)




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怪盗ニックの事件簿の総合評価:7.67/10点レビュー 6件。Dランク


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No.1:
(6pt)

怪盗ニックの事件簿の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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No.5:
(4pt)

虚心坦懐に楽しめる本格ミステリ短篇集

怪盗ニックシリーズ第三弾。
今回もまた意味のない価値のない物を盗む事になるという短篇を集めた作品集になっております。そのくだらなさの背後に隠された意味を探る作品は、今回も前作、前々作にもまして磨き(?)がかかって楽しめました。
本作に収録されている短編に関して言えば、多少謎解きの要素が濃いように思えました。この辺は本格ミステリファンは元より、他のジャンルのミステリが好きな人の琴線に触れるのではないかという様に思えました。
ニックのキャラクターも磨きがかかり、より面白い愛すべきキャラに成長している様でうれしかったです。本国より先に日本で集成されるのが早かったという所も日本人は誇りにしていいとか思いました。
虚心坦懐に楽しめるミステリの好編。機会があったら是非。
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150735050
No.4:
(4pt)

何故こんな物を?

怪盗ニックは、金や宝石や絵画などの、価値のある物は盗まない。

その、盗む物には、いつも、何故こんな物を?と思ってしまう。

今回も、盗む物は多彩だが、サーカスのポスター、一日前の新聞、石鹸などを盗む。

ニックにとっては、報酬さえ得られれば、それで良い訳だが、依頼者の意図は何なのか?

この理由が面白いし、ニックの盗みの鮮やかさには、目を見張らされる。

このシリーズはすべて短編だが、本書は全十篇の第三短編集にあたる。

第一集の「怪盗ニック登場」、第二集の「怪盗ニックを盗め」に比べて、

よりスリリングな内容に進化している感がある。

それぞれが短編なので、短時間で楽しめる。

肩の凝らない読み物として、大変面白い。
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150735050
No.3:
(3pt)

ニックの泥棒稼業は続く

この短編集では
おもちゃのねずみ、トラ猫、家族の写真、灰皿、石鹸、新聞等々
相変わらず価値のないものを盗みます
何でこんなものが大金をはたいて必要とされるのか
毎度のパターンですがわくわくさせられます
この事件簿には恋人に仕事がばれて
手数料がインフレにより値上げされたりもしています
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150735050
No.2:
(4pt)

比較すると・・・

同作者の『サム・ホーンソーン』シリーズにハマってこちらも読んでみたが、比較すると多少インパクトに欠ける気がする。
『価値のないものしか盗まない』といいつつ、主人公ニックが盗むものは、『それってものすごい価値があるのでは?』と思うものや、怪盗なのに毎回謎解きをしているところに少し矛盾や疑問を感じなくもない。
ただし、それがスタイルといってしまえばそれまでだが・・・。
作風には、どことなく和モノっぽさを感じる。
好みもあるし、決して面白くないわけではないので、念のため。
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150735050
No.1:
(5pt)

文庫化を本の神様に感謝!

泥棒ながら事件に巻き込まれ、探偵に・・・というのは、今ではローレンス・ブロックのバーニイシリーズもあり、言われて見れば大分増えてはきましたが、このニックは元祖にして傑作!!
それもそのはず、生みの親は世界一の短編推理作家(作者本人も短編を書くのが大好きな“短編プロパー”だけに、もう脱帽するしかない短編を次々と発表していて翻訳が追いつきません)E・D・ホック。
ニック・ヴェルヴェット、イタリア系移民、長身でラテン系の顔立ち、そして・・・「価値のないものしか盗まない」天才泥棒。1回2万ドル(危険が伴う場合は要相談)で、依頼人にとってのみ価値があるものを盗む。終わった公演のチケット、昨日の新聞、プールの水、陪審員全員・・・。そして、ニックは“仕事”にからんで殺人事件や奇妙な事件に見舞われる。
ニックは「どうやって」それを盗むのか、「何のために」そんな価値のないものを依頼人は欲しがるのか、そして「誰が」その殺人を犯したのか?How、Why、Who全てが揃った、どの短編ももったいないほどおいしい作品。
作品は沢山あるが、邦訳は『怪盗ニック登場』『怪盗ニックを盗め』『怪盗ニックの事件簿』の3冊、全て日本で独自に編纂されたもの。『登場』『盗め』に続いて『事件簿』もこのたび文庫化され、これでまた入手しやすくなりました。ポケミス版は全て絶版なので(古本で集めたのですが)。文庫では大幅に改訳しているので、ポケミス版を執念で集めた人も、文庫は見逃せません。また買いました。
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150735050



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