(短編集)
革服の男
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日本で独自に編んだ短編集である。 サム・ホーソーンものが二作入っているのは価値があるが、 文芸誌に発表された普通の小説も混じっているので、 ミステリー短編集としては評価は低くなる。 シリーズキャラクターをいっぱい持っているホックなので、 共演作品も二つ入っているが、単独なら主人公のキャラなのに、 共演させると何故か、片方だけが目立つのは、ちょっとまずくないか? 医師探偵サム・ホーソーン対西部探偵ペン・スノウはホーソーンの勝ち! (主演作品では探偵を張るスノウが、依頼人としてホーソーンの前に現れる) 怪盗ニック・ヴェルベット対レオポルド警部はニックの勝ち! (レオポルドはYYZ123の謎を解くだけ) 虐げられているマイノリティを擁護するテーマ性が匂う作品が多いが やはり、サム・ホーソーンものが光っていますね。 壮大な魅力的な謎を提示すれば、 解決編は小技の継ぎ合わせでもなんとかなるというホックは素晴らしい。 ややアンフェアにも思えるがw 人間努力です。小さな理屈も重ねれば、どんな不可能な事も説明出来るのだ! 革服の男の手法を使えば、貴方も必ず推理小説が書けます。 幽霊などの超常現象は、自分が目撃しても存在しないと証明出来るのだ。 | ||||
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エドワード・D・ホックの種々のシリーズ・キャラクターの作品を集めた、日本オリジナルのコレクション。収録作品とキャラクターは以下の通り。「キルディア物語」 非シリーズ物。凝った構成の異色作。「熱気球殺人事件」 大手デパートのイベント企画担当、スーザン・ホルト。「五つの棺事件」 インターポール。「人狼を撃った男」 サイモン・アーク。「七人の露帝」 ジェフリー・ランド。「不可能夫人」 ギデオン・フェル博士とエルキュール・ポアロをもじったパロディ探偵、サー・ギデオン・パロ。「バウチャーコン殺人事件」 ミステリー大会が舞台の異色作。「ジプシーの勝ち目」 ルーマニアに住むジプシー部族の指導者、ミハイ・ヴラド。「呪われたティピー」 サム・ホーソーンとベン・スノウの共演。「レオポルド警部のバッジを盗め」 怪盗ニックとレオポルド警部の共演。サンドラ・パリスも登場。「刑事の妻」 非シリーズ物。「革服の男」 サム・ホーソーン。比較的知られてないキャラクターや、おなじみのキャラクターの共演など、珍しい作品を多くそろえた、かなりマニアックなコレクション。奇をてらった感がなくもない。本書も充分おもしろいが、ホックは初めて、またはあまりなじみのない方には、よりオーソドックスな「ホックと13人の仲間たち」をお薦めする。特に気に入ったのは「七人の露帝」。死んだはずの好敵手タズが、実は生きているらしい…という話だが、タズに対するランドの思いが、話にしみじみとした味わいを与えている。ランド物のコレクション、"The Old Spies Club and Other Intrigues of Rand"に、タズが関わる話が1つもなかったのが、つくづく残念である。 | ||||
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「ホックと13人の仲間たち」の続編ともいえる個人アンソロジーですホックが生み出した探偵たちで、編纂時活躍していた探偵を中心にその代表作を集めたものですホックは書き散らかしている感が多いのでこういう風にベストを集めて頂けると非常に楽しい本ができあがります | ||||
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