女には向かない職業
- には向かない (12)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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まずこの小説は自分の好きな所謂本格ではなく、タイトルどおり女には向かない3Kな仕事である探偵業という世界に、身体も心もいたいけなうら若い女性が健気にも飛び込んでいく姿を描いた物語ですね。 | ||||
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英国女流ミステリの大家P・D・ジェイムズ。彼女の代表シリーズといえばアダム・ダルグリッシュ警部物が連想されるが、それと双璧を成すのが本作を1作目とする女探偵コーデリア・グレイシリーズだ。しかし双璧と成すと云えど、実際にはこのシリーズ、たった2作しかない。なのに読者の支持は非常に高く、3作目を期待する声もあるほどだ(結局書かれなかったけど)。その人気の秘密は主人公コーデリアにある。突然勤めていた探偵事務所の上司の自殺でその事務所を弱冠22歳で引き継ぐことになったコーデリア。彼女のこの若さゆえにまだ残る純粋さが時に武器になり、時に仇となり、まだ彼女にとっては狭い社会との軋轢に悩まされるその姿に多くの社会で働く女性が共感したのだろう。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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面白かったです。主人公のコーデリア・グレイは、灰原哀の名前のモデルになったキャラですね | ||||
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「女の顔を覆え」の訳文に比べて現代風で良かった。描写が細かくて文芸作品のようで素晴らしかった。 | ||||
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昔、文庫本で購入したが、訳文の読みにくさにめげて投げ出していた。 最近になってダルグリッシュのドラマを観て読みたくなり再度挑戦。 そういえばこの頃の翻訳文にはこういうのが多かった、、、と思いながら、ところどころ日本語の辻褄が合わない部分は読み飛ばし、ついに読了。 なかなか掴めない真相、、、からの進展が急すぎる気がしたけど。 ダルグリッシュの登場で俄然引き締まった。 | ||||
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探偵事務所の共同経営者、不運続きのバーニーが自殺して、コーデリアは1人で事務所を引き継ぎ仕事を続けることにする。しばしばバーニーが言っていたアドバイスの言葉を思い出して、それを頼りに彼女は捜査を続けるのだが、実はそのほとんどが、バーニーが警察官だった頃の上司ダルグリッシュの信念だったりする。捜査の初めからコーデリアの後ろにはダルグリッシュがいる、というわけだ。 ところが最後に事件が解決したと思われた後、コーデリアは当のダルグリッシュその人に尋問されて対決することになる。ダルグリッシュは、彼女が自分の信念に忠実に従って隠そうとした殺人事件の真相を軽々と暴いていくのだ。 正義とは、必ずしも法で裁かれる結果と一致するものではない。コーデリアと、彼女のメンターとも言えるダルグリッシュが、その正義のあり方をめぐって対立することになる。 そこが非常に面白い。 「死の味」に続いて読んだ作品だが、比べてコーデリアの若さとすっぱりした性格のおかげか、とても爽やかで悩みもなく、読みやすかった。 バーニーが神のように尊敬していた前の上司ダルグリッシュが実はバーニーのことをすっかり忘れていたことがわかって、やっぱり最後まで可哀想なバーニーだった。 | ||||
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既にあるいくつかのレビューの通り、 日本語訳が機械的であり情緒を損ねている。 訳者がどなたかは存じ上げない。 P.D.ジェイムズの本については、青木久恵さんの翻訳が上手で心地よいので、『死の味』などを読むと良いと思われる。 | ||||
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