センチメンタル・シカゴ



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    初公開日(参考)1986年08月
    分類

    長編小説

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    センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    1986年08月31日 センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    本当はこの事件に首をつっこみたくなかった。株券偽造の疑いをかけられたおばは昔わたしの母に冷酷な仕打ちをした張本人なのだ。一族のつながりがなければそんなおばを助けようとはしなかっただろう。しかし、一度は助けを求めてきた本人が今度は調査を打ち切ってほしいという。おばにどこからか圧力がかかったのか。調査を進めるうち、友人の証券ブローカーが何者かに殺され、わたしは危うく硫酸を浴びせられそうになる。シカゴの修道院に隠された驚くべき策謀、過去から現われた衝撃の事実。女探偵ヴィクの孤独な闘いを描くシリーズ第3作。 From the Publisher V.I. Warshawski's latest case has alreasy opened up old wounds. But when a silky voice on the phone threatened to throw acid in her eyes, V.I. knew this one could finish her off with some brand-new ones. The sour-faced old aunt she had agreed to help was accused of stealing millions in stock certificates from a pious order of Dominican brothers. V.I. knew the woman was a witch, not a thief, and she soon smelled something rotten in the sanctum sanctorum of Chicago's most powerful movers and shakers -- the Church and the Mob. Now someone wants to see V.I. burn in hell. But this tough cookie of a private eye had her back up, a brand-new Smith & Wesson, and a daring plan to make the bad guys go to the devil first. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    センチメンタル・シカゴの総合評価:8.17/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    センチメンタル・シカゴの感想

    シリーズ三作目。 株券偽造、証券ブローカーの死の真相を追う探偵ウォーショースキー。そんな彼女の身にも危険が迫る。 心身共にボロボロになりながらも、諦めずに真相を追う主人公の姿は凄く印象に残った。 最後の頁に載っているように、その姿は狩りの女神と言っても過言ではない。

    松千代
    5ZZMYCZT
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    懐かしい風景と期待通りのサスペンス

    元弁護士でバツイチの女性探偵V.I.ウォショースキーの第3作目です。
    昔、映画でキャスリン・ターナー主演で観た映画をふと思い出し、ネットで検索して読み出したシリーズですが、予想外に面白い。
    作家が女性でならではの、主人公の振る舞いの細やかな描写もサスペンス・ストーリー全体を引き立ててくれています。主人公ヴィックの母親が亡命する折に故国から持ち出した7つのワイングラスを必死に守ろうとしたり、行動の目的に応じて選択する衣装の細やかな描写などは俊逸です。

    1980年代に米国のダウンタウンで過ごしていた時期があり、当時の町文化が生き生きと描写されているのが懐かしい感じで心地よいですね。エアコンの付いていないクルマ、一年中動かないアパートのエレベーター、携帯電話のない時代のメッセージ転送サービスなどなど、当時の米国の"あるある"満載の描写もとても良いです。
    センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4150753539
    No.4:
    (4pt)

    ますます快調なシリーズ第三作

    今回はヴィックのおばから債券絡みの犯罪に巻き込まれたと相談され捜査を始めるが・・・というお話。
    この著者のパレッキーという人はいつもテーマを決めてその問題を探る、という作風が多いようで、今作でも腐敗した教会とそのその信徒、金の亡者になった堕落した登場人物を批判した内容になっております。
    シリーズ三作目ということで前二作より読みやすくなっている気がしましたがどうでしょうか。漸くこの人なりの小説のあり方が判ってきて自分独自の声を獲得したのでしょうか。
    それにしてもこのヴィックという主人公は精彩がありますね。本当にハードボイルド史に残る偉大なる私立探偵だと思います。
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    4150753539
    No.3:
    (5pt)

    状況を楽しみました

    「訳者あとがき」に、著者がこのシリーズを書きはじめた動機が明らかにされています。

    「ミステリを読む側にいたころのわたしは、作中の女といえば娼婦か、立ちすくんで泣くしかない無力な被害者と相場が決まっていることにいつも不満を抱き、自分の問題を自分で解決できる女の話を読みたいと思っていました」

     なるほどと思いました。真冬のシカゴの街を、タフではあるが決して万能ではない私立探偵ヴィクが、縦横無尽に駆け回ります。そして彼女を取り巻く、証券ブローカー、開業医、大学講師といったエキスパートな女性の友人たち。東京あたりを舞台にしても全くリアリティを覚えないであろう設定も、この街ではいかにもありそうで、ストーリー展開以上にわくわくさせてもらいました。
     ありがとう、服装にも隙のないV.I.。ありがとう、サラ。私ももう少しこの世界で、頑張る女性たちを探して応援しながら生きていきます。同じ地球上ですから。
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    4150753539
    No.2:
    (3pt)

    シリーズ3作目

     女私立探偵V・I・ウォーショースキーの伯母の働く修道院の金庫の中の株券は偽造株券だった。一体誰がすり替えたのか? 母親に冷酷な仕打ちをしたを伯母を許せないでいるウォーショースキーだったが、身内の為であるので伯母からの調査の依頼を渋々引き受けた。しかし調査を始めたばかりなのに今度は突然に調査を止めてほしいと言ってきた叔母。それに事件を調査中だったFBIも手を引いたらしい。気に出したら止まらないウォーショースキーは自力で調査を続行する。聖職者の聖域であるはずの修道院に一体どんな陰謀が隠されているのか!? そんな時、ウォーショースキーの友人である証券ブローカーの女性が何者かに殺された。そしてウォーショースキーは謎の男から脅迫を受け、危うく硫酸をかけられそうになる。
     
     不眠不休で最も危険な調査を続けるウォーショースキーの姿には敬意を感じる。あまりにも危険な調査だった為、父親的な友人ボビー・マロリー警部補をとうとう怒らせてしまった。
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    4150753539
    No.1:
    (4pt)

    地味そうな事件ながら、なかなかアクションが…

    伯母が熱心に働いていた修道院から偽造株券が発見され、嫌疑を受けてしまった。母に冷淡だった伯母は助けを求め、ヴィクは渋々調査を開始した。ところが唐突に伯母の側が調査中止を求め、そうしている中で情報提供を求めた友人の証券ブローカーが殺害されてしまう。偽造株券を巡る陰謀が繰り広げられる中、ヴィクは何度も危険に晒されながら陰謀を暴く…シリーズ中、最もアクション映画風な要素がある作品だと思う…
    センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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