ダウンタウン・シスター
- CWA賞 シルバーダガー賞 (1)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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順を追ってヴィクの物語を読んできましたが、時代から考えると団塊世代なんでしょうか、ウーマンリブとか学生運動をやってた世代の人で女性ならきっとはまってしまう主人公だと思います。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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It is for the first time that I bought mass-market paperback. Though the margin looks a little narrow, the content of the story overcomes its weak point. The story has a big theme. It is about the environment of nature and employment in Chicago, America. And it is about female rights. Including V.I. there are many independent women who cheer the readers up. | ||||
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今回はヴィックの知り合いの若い女性から実の父親を探すように依頼され・・・というお話。 この人の場合、評論家の人の指摘通り、巨大企業や組織を問題の核心にしてそこで一番偉い人が悪役になることが多いですが、本書でもやはりそういう展開で、些か類型的な感は否めませんが、その社会問題を見つめる視座は鋭く、また現実から逃げない姿勢も毅然としていて好感が持てました。本書での環境問題へのアプローチも時間がたったら多少古びたりもするかもしれませんが、今の時点では有効に機能していると思います。 ただ、今まで読んできて思うのですがプロットの説明の仕方に若干交通整理が足りないというか複雑なところが無きにしも非ずに思えますがどうでしょうか。 だけどやはりこのシリーズに関してはやはり主人公のヴィックの生き方、アティチュード、人格が作品を貫く中軸になっているのを再確認しました。「わたしのボスはわたし」というわしズムに人種や年齢や性別を超えて共感を覚えるくらいキャラクター造形の見事さに感心しました。 今後の展開も気になるシリーズ第5作。これからも引き続き読んでいこうと思います。 | ||||
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熱烈なファンならば、楽しめるのかもしれないが、とにかく冗長。主人公も、変に人間味を増して、やたら気弱になってみたり、感情に走ったり、体が言う事を聞かなかったりと、他の作品とは別人のようで、読後の爽快感がない。そもそもストーリーに無理なところが目立つ。「はじめてこの作家を読む人には勧めない」と自信を持って言える。 | ||||
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私が読んだサラ・パレツキーの2作目です。これを単なるサスペンス小説として読んだら、価値は半減してしまうかもしれません。まあ、どのへんが「単なる…」でないのかは、わかる人はわかるでしょうけど。 訳者は印象的な登場人物として、当然のことながらクリオ・チグウェルを挙げます。私はもう一人、出番が少なくて人物像は不明ながらも、ニーリイ巡査を挙げたいと思います。きっとV.I.を仲介にする形で対比したいのではないかと推測しました。 クリオがもう2世代遅くこの世に生を受けたなら、ふつうにニーリイ巡査のように社会的に意義のある存在として人生を全うできたであろう。しかし並々ならぬ努力でその道をつけたのは、他ならぬV.I.たちの世代であろう…と。 ハンボルト、ジャーシャック、ドレスバーグといった社会の巨悪が失脚させられてゆく過程は痛快ですが、それ以外にルイーザの両親のような、いばらの道を切り開こうとする者の足を引っ張ってきた人間たちが圧倒されるシーンも、読んでいて気持ちのいいものでした。 | ||||
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ヴィクが少女時代を過ごしたサウス・シカゴで姉妹同様に育ったキャロラインは、病気の母が長くない中、父親探しをヴィクに頼み込む。気乗りしない依頼だったが、ヴィクはキャロラインの母が勤めていた化学工場を探るなど、行動を開始した。調査は意外な展開を見せ始め、ヴィクは危険に晒されながら化学工場を巡る不正に立ち向かう…かなり危険な思いをして事件を解決するストーリーは面白い!! | ||||
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