ナイト・ストーム



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初公開日(参考)2012年09月
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長編小説

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ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)

2012年09月21日 ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)

わたしが嵐の真夜中に閉鎖された墓地へと向かうはめになったのは従妹のペトラのおかげだ。彼女が指導している少女たちが、そこで罪のない儀式ごっこに興じていたのだ。だがわたしが見つけたのは胸に鉄の棒を突き立てられた男の死体だった。ヴァンパイア殺人!事件はマスコミの好餌となり、わたしはその渦中へ…歴史に秘められた過去の闇と、現代社会の暗部が、ヴィクを追い詰める!ショッキングな展開を見せる最新作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

ナイト・ストームの総合評価:8.00/10点レビュー 9件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

タイトルの意味がわからん

それほど奥の深くない殺人事件をダラダラと書いた駄作でした。洒落た表現をしようという作者の作為も見えて不快な作家のひとりになりそうです。訳もよくないですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ナイト・ストームの感想

読み始めた時は30代だったヴィクもついに私と同世代の50代に。ストリートファイターもさすがに以前のような肉体的なキレはなくなってきたものの、輝けるおばちゃんの星(彼氏もいるんですからおばちゃんは失礼か!)健在です。
従妹のペトラからのSOSでティーンエイジャーを探しに出かけ、死体を発見してしまうところから物語が始まるのですが、今回も、永遠になくならないかと思われる人種差別(今回はユダヤ人差別)の問題が横たわっていて、第二次大戦下のユダヤ人の悲劇がクローズアップされていきます。

それにしても言論の自由とはなんだろう?と考えさせられてしまいました。ウェイドのようなテレビタレントが嘘八百や人種差別的な発言をあからさまにテレビで放映させるのが、果たして言論の自由と言えるのでしょうか?
最近の我が国を見ても、言論の自由を盾に聞くに堪えないような言葉を使って平気で街をねり歩く輩がいるのですが、人権意識の高いヨーロッパんどではこう言った人種差別的な発言は当たり前の事として取り締まられます。
日本もアメリカも人権意識の低い国だと宣伝しているようなものですね。

物語は、いつものようにヴィクが危険に陥りながらも胸のすくような解決を果たし、気分爽快なのですが、現実のアメリカはリベラルと言われたオバマが、多くの国を盗聴することを容認していたことで今後どうなっていくのか気になるところです。(盗聴されていたとわかってもろくろく抗議もできない日本は論外ですが)

物語が非常に面白かった半面、本当の正義や個人の自由、と言うのがフィクションの世界だけになっていってしまうのではないかと、選挙を前にして考えさせられる作品となりました。

たこやき
VQDQXTP1
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

50になっても、強く、美しく

我らが(笑)V.I.ウォーショースキーも50の大台に! しかし、体力の衰えに弱音を吐くことはあるものの、正義感の強さと喧嘩っ早さはまったく変わっていなかった。
今回、V.I.が立ち向かう相手は、アメリカでもはびこり始めた排外主義、民族差別主義の愚劣さで、日本での某・都知事の暴言が喝采を集めるような風潮を考えると、他人事とは思えないリアルさがあった。米国では、あからさまな黒人や中南米移民への差別以上に、社会的に深く潜行しているユダヤ人差別があり、歴史的な経緯もあって非常に複雑な差別の構造となっているが、本作の背景にもユダヤ人差別が横たわっている。
メインストーリーは、私立探偵の殺人事件の捜査が発端で、事件に巻き込まれた従妹・ぺトラや不法移民の姉妹を守るためにV.I.が捜査を進めていくと、やがて隠されていた悪の数々に直面することになる。
第二次世界大戦時にリトアニアから米国に亡命し、大富豪となったユダヤ人を貶めようとするテレビ芸人(まあ、米国によくいる、ごりごりの保守的アジテーター)を始めとする差別主義者に対し、V.I.がリベラル派の本領を発揮して果敢に挑戦するところが、読みどころ。しかし、なにしろ文庫670ページあまりの大作なので、ストーリーもテーマも非常に広がりや奥行きがあり、読みどころたっぷり。社会派ミステリーの面白さを堪能できる。
シリーズではおなじみの登場人物に加えて、V.Iの大学時代からの友達やアメリカの草の根の良心を体現したようなキャラクターが数多く登場し、本作の読後感をすがすがしく心温まるものにしてくれる。
V.I.はまだまだ引退などしそうにないのが、うれしい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(3pt)

がんばれアラ50ヴィク!

久しぶりに読んだヴィクシリーズ。前作から登場のヴィクのいとこ・世間知らずのお嬢さんのペトラがしっかり固定キャラになっていた。
ただ、いくらお嬢さんって言っても、大学出たいい大人なのに注意されたら、ふくれっ面をするし、なんか現代ものと思えない。
いとこや、差別的なさまざまな人達に対峙するヴィクが、寄る年波のせいか大変そうで色々気の毒になった。
江口寿史のカバーイラストはヴィクのイメージにぴったりだったので、ごめんなさい、今のイラストは違和感あります。この作品の表紙に関しては顔がアジア人ぽいし、恐い。
ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)Amazon書評・レビュー:ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)より
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No.5:
(4pt)

いつまでも元気で

久々にこのシリーズ読みました。アマゾンで検索したら出て来ましたので。まだやっていたのか!と、ちょっとびっくりして。
歳を取ってもパワフルなヴィクに少し安心し、でもこんなに動けないよ、普通と突っ込みつつ、まあ小説だからなあと楽しく読ませていただきました。
最後は出来過ぎているけど、ヴィクが頑張るのを読むと私も頑張ろうって思えてこれはこれでよいと一人納得しました。
おしゃれにも気を遣っているキャラクターも好きです。
できれば、初期のヴィクを知ってから最近の彼女を読んでいただくとずっと一人で頑張ってる姿に同じ女性として励まされます。
次回作も出たようなので、読もうと思います。
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No.4:
(5pt)

マスメディアの恐ろしさ

ペトラの読書会の金持ち子供+貧乏子供が夜墓場での儀式の時、Vicは私立探偵の死体を発見する。そのうらには人気TVスターの隠された過去があった。
ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)Amazon書評・レビュー:ナイト・ストーム〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (V・I・ウォーショースキー)より
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No.3:
(4pt)

女性が共感できる強いヒロイン

女探偵ヴィクが、今回も大活躍。金と権力があれば自分を正当化できると思っているいけすかない悪人をバッサリ。アメリカ社会の底辺にいるマイノリティーを救う正義のヒロイン。
嫌なキャラクターを、きっちりやっつけてくれる安心して楽しめる探偵小説です。
なんをいうと、オチの部分で、いくらなんでも、20年も誰もそれに気づかないのは???
という点。
あと、表紙のイラスト!担当編集者の方にクレームしたい。文中で、「男の子のように短い」とある髪の毛が、ロングヘアーで書かれてる。ヴィクに愛着のあるファンは、細かいところもチェックしてますよ。
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No.2:
(4pt)

早く落ち着きたい〜

最近はぺトラが登場する分、ドクター・ハーシェルの存在感が薄れつつあるのが少し寂しいです
知的で、揺るがない正義感と使命感、そして精神的にも一番タフな女性(少し頑固になっているけど)

今から二十年以上前、「私に命令できるのは私だけ」というヴィクの台詞にしびれて以来、このシリーズの大ファンに!
でも、今さらですが、ファンになったことを少し後悔する今日この頃・・・・

ヴィクにかぶれている私は、いつも誰かに怒り、誰かを怒らせ、長いものに巻かれることなく
いい年をして落ち着かない毎日を過ごしています

ヴィクの方は今回の事件で、少しはリッチの仲間入りができるかしら?
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