ブラック・リスト



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初公開日(参考)2004年09月
分類

長編小説

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ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2007年07月31日 ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)

Readers love sleuth V.I. Warshawski. Now she returns in a novel of secrets and betrayals that stretch across four generations-from one of the most compelling writers in American crime fiction. --このテキストは、 マスマーケット 版に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




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ブラック・リストの総合評価:9.40/10点レビュー 10件。Bランク


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No.10:
(4pt)

女性探偵が活躍するミステリー。

少し時代が遡ります。事件の原因となることも古い話になります。そういう時代背景(アメリカのレッドパージ)を知るのにも役立つでしょう。適度に話が込み入っていて楽しめます。
ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753687
No.9:
(5pt)

いつにもまして読み応えのあるシリーズ11作(少しネタばれします)

池に侵入者がいるという屋敷の調査を依頼されたヴィクが死体を発見し・・・というお話。

今回はアメリカの同時多発テロを経験した後に書かれたそうで、その影響をもろに受けた感じの作品になっておりました。

以下少しネタばれです。

訳者あとがきに触れてあるので、簡単に触れてしまうと、テロの後に出来た「愛国者法」による統制を憂えて、過去の赤狩りのネタを使う事で、また過去の集団ヒステリーにならない様にしたい、パレツキーさんの意向が伺えました。

今回はいつもよりも、謎が入り組んでいるので、各キャラクターの事を念頭に置きながら、プロットの展開も気にしないといけないので、結構頭を使い、正直にいうと上手く理解できないで錯綜したまま置き去りにされる所もありましたが、今までで一番読み応えがあったのも真実だったので、★の数をこういう風にしました。

いつにも増して読み応えのある作品。是非ご一読を(出来ればシリーズ順に)。
ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753687
No.8:
(5pt)

物語の縦軸と横軸のバランスが・・・

パレツキーのV.I.シリーズは、V.I.が殺人事件に巻き込まれ、真犯人を突き止めるサスペンス・ストーリーの縦軸と、アメリカにおける社会的な問題を取り上げて批評する横軸が、上手く絡み合って進行します。今回も同様なのですが、横軸の社会問題に関する記述のボリュームが大変多く、ストーリーが中々進行しません。700ページを超える長編でありますが、最初の事件が起こってから、350ページくらいまで全く進展しないのです(700ページ超のページ数を上下巻に分けられないのはそれが理由かと・・・)。なので、探偵小説を純粋に楽しみたい方は、退屈するかもしれません。それが楽しい!という読者には、傑作だと思います(言うまでもなく私は後者です)。
ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.7:
(5pt)

1950年代の“傷跡”と現代を切り結んだ作品

アメリカの“傷”を考えるとき、ベトナム戦争を思い浮かべる人が多いだろう。
しかし、本書を読むと、1950年代の、いわゆる“赤狩り”の残した傷跡の深さも相当なものであることが分かる。そして、著者は9・11以降のアメリカの雰囲気が1950年代に似ていると感じているのだろう。

700ページを越える大作だが、だれることはない。ひたすら真実へと突き進む、ヴィクの活躍は見事としかいいようがない。
優秀な黒人ジャーナリストの殺人事件を捜査するなかで出会う、理不尽な疑いをかけられるアラブ系留学生に接する彼女を見ると、人間の真の“良心”とは、どいうものであるか、改めて考えさせられる。

“赤狩り”に興味を持たれた人には、映画では『追憶 コレクターズ・エディション [DVD]』『真実の瞬間(とき) [DVD]』などを、直接的に描いているわけではないが、戯曲では『アーサー・ミラー〈2〉るつぼ (ハヤカワ演劇文庫 15)』、ミステリーとしては『ガラスの村 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-8)』などをお薦めする。
ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150753687
No.6:
(5pt)

シリーズ最高傑作の一つ

つねに弱者の視点で活躍するヴィクは余り政治的内容には関わってこなかったのだけど、9・11以後に変貌するアメリカの政治社会に否応なしに直面させられるのが今回の事件の展開である。その恐怖が、抑えられたパレツキーの筆捌きで見事に描かれている。政治学者の下手な弁舌よりも今日のアメリカ社会をはるかにリアルに浮き上がらせている。国内での評価は必ずしも高くないかもしれないが、この作品がヴィク・シリーズの最高傑作の一つであることは間違いない。
ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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