ゴースト・カントリー
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中だるみもなく、安心して読める…筈が、登場人物の性格がこの作家さんらしいと言えばらしいのですが、読んでいるうちに出て来る人全てに腹が立って来ます。泣き言や言い訳ばかりで行動しようとしないのや、どんな育ち方をしたらこんな性格の歪な人間になるのか?アメリカ人てこんなんばかりなのか?と気分が滅入ってきます。 そういう人物を描かせたらパレツキー女史は天下一品だとこの作品で改めて思いました。ラストで何とかギリギリ救われた感じかな… | ||||
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これだけ大人数の登場人物が、それぞれの人生の問題を抱えて、クライマックスに向けて 動線がより合わされていく。大ヒットした警察ドラマ「ヒルストリートブルース」のような 構成にさすがだなー、と唸る。ただ、物語の決着をファンタジーにしてしまったのが、 個人的には残念だった。細部がリアリティに溢れる作風なのに、結末のファンタジーが 浮いてしまってギャップを感じたのです。父権主義の保守的思想で成り立つコミュニティの 人間の描写がリアリティありすぎてグロテスクでした。これがアメリカの一面なのね、と そこに暮らしたことはないけど追体験できる、小説のお手本のような作品。 | ||||
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実は、VICがいつ出てくるのかな?と首をかしげながら読んでいて、途中でそうでないことに気がついたオマヌケな読みはじめだった。しかし、この頃不惑を越えて、つい何かと愚痴っぽくなるVICの話よりも、最終的に爽快感があった。意外やファンタジーだったのだが、ファンタジーだからできる突飛とも思える展開が、むしろエキサイティング。作者も行き詰まっていたのかもしれないが、明らかに突破口になる作品だったと思う。好みは分かれるに違いないが、私は好きだ。 | ||||
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あの、ヴィクシリーズのサラ・パレツキーが書いたとは思えない。 確かにアメリカ社会が抱える問題を浮き彫りにするなど背景は ヴィクシリーズと酷似していると言えるのだろうが、なにしろ異色なのだ。 本作はファンタジーとも、ブラックともつかない。 この本が『好きか』と訊かれたら返答に詰まってしまうだろう。しかし間違いなく言えるのは、読後4年が経過した今でも、 非常に印象が強く残っている作品だということだ。 | ||||
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サラ・パレツキーの新作が「VIもの」でないと知ったとき、ちょっとがっかりした私。でも読んでみて、VIがいなくても、本文の歯切れのよさ、アメリカ(シカゴ)社会の持つ問題の切り取り方に、「がっかり」どころか、一気に読みきってしまいました。 | ||||
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