白夜に惑う夏
- シェットランド島四部作 (4)
- シェトランド諸島 (7)
- 身元不明 (119)
- 首吊り (90)
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白夜に惑う夏の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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やっぱりシェトランド島って、素敵でした! | ||||
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注文後、三日で到着し、スピーディーな納品に驚いた。商品自体の状態も非常によかった。 | ||||
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今回もスコットランド最北の島シェトランド島で殺人事件が。 冬に起きた殺人事件に続きインヴァネスの捜査班に捜査要請を行う事態になる。 勿論、前回気心が知れた関係になったロイ・テーラー警部の出馬である。 とはいっても、前回と同じくペレスの地道なきめ細かな島民に対する聞き込みは変わらない。 つまり、関係する全島民が主役というような掘り下げ方で物語は進んでいき、なかなか物語は進展しないのである。 ようやく3分の2ほど過ぎて、新たな死体が発見されるくらいから物語は動き出し、15年前の夏の失踪事件に焦点が当てられ始めて混とんとしていたストーリーに形がついてくる感じ。 まあ、展開が前作とほぼ似たトーンであり、フランとペレスの関係もまだ不安定で恋の駆け引きを繰り返しながら徐々に深まっているというところであり、全体の展開が地味ということもあって前作に比べると印象が薄い読後感となった。 何より、せんじ詰めればふとしたひと夏の惑いを隠ぺいするために3人も殺す必要があったのかという、動機への不満感が大きい。 真犯人はやはり最初から登場し、それまで身近に暮らしていた人物の中にいたということで周りに与えたショックは計り知れないものがあるが、それでも負けずに生きていく島民の底力を見せつけて物語は終わる。 本シリーズはミステリーでもあるが、シェトランド島を舞台にした群像劇のような趣も持っているので、島民すべての人生を描きつくすかのようなまったりしたペースを楽しむ気分で読まなければこのシリーズの魅力は堪能できないということが今回わかった。 それにしても、キャサリン・ロス、ロジャー・ムーアときてモトリー・クルー? これは著者の趣味なのか…? | ||||
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首つり自殺を偽装するなんて、女性に可能なのか、最後になって女性を力持ちにさせたり、その他の推理も納得できないような強引さが目についた。 | ||||
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本土から来たテイラー警部が、「ここの冬は最低だと思ったが、このいかれた明るい夜よりはましだったよ。」とぼやく、白夜の季節に事件が起こります。前作同様、ペレス警部が人々のもとに何度も足を運び、じっくりと会話しながら隠されていた過去をあぶり出し、解決への糸口を見つけ出していきます。胃が痛くなるようなその手法が物語に陰鬱な影を刻み、冬とはまた違う重苦しさでこちらの胸に迫ってきました。閉じ込められた小さな島、という舞台も人々の閉塞感につながっているのでしょう。わたしの浅い読みでは想像もできない悲しい結末でした。 | ||||
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ネタばれあります。 300ページくらいから一気に話が動き始めましたが、それまでの長い伏線を 読むのは大変でした。 誰が犯人でもおかしくないという状況にするために、登場人物の個性が 皆曖昧になっている印象を受けました。 またエキセントリックな人物ではなく、素朴な人物の方に犯人がいることが 逆に予見されてしまうほど日常生活の描写が長いです。 要約すると、義兄との不倫を隠蔽するため、義兄自身、目撃者、自分自身が 死んでしまう又は殺してしまうというだけのお話です。 自身の不貞を隠蔽するためにスター音楽家まで殺してしまう身勝手さは なかなか理解し辛いですし、そこまでして家庭を守りたかったのになぜ 不貞を働いてしまったかの表現は脆弱でした。 しかし、この限界集落のような土地の自然や独特の気候の描写により、 それでも読ませてしまう筆力に星4つです。 | ||||
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