■スポンサードリンク


ダウンタウン・シスター



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ダウンタウン・シスターの評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

ダウンタウン・シスターの感想

順を追ってヴィクの物語を読んできましたが、時代から考えると団塊世代なんでしょうか、ウーマンリブとか学生運動をやってた世代の人で女性ならきっとはまってしまう主人公だと思います。
些細なことから始まる話が、いつも最後には巨悪に一矢を報いると言う意味では爽快な物語ですが、今回は少し中途半端な形で終ってしまったのではないかなあと。

しかしあまりにも突っ張りすぎと言うか、引かなさすぎと言うかそこがまた彼女の魅力なんでしょうけど、かなり意固地で感情的な性格だなと感じます。
自由の国と言いながら、アメリカと言う国はとても保守的であり男尊女卑の考え方もある意味日本より徹底しているのではないかとさえ思えます。
それでもヴィクと言うキャラクターが生まれるあたり、逆にバイタリティもすごくあって日本ではあまり登場しないような存在でもあり、勧善懲悪とまではいかないかもしれませんが読後はやはりスカっとします。
それと脇役の存在がとてもいいですね。

たこやき
VQDQXTP1

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!