ダルジールの死



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初公開日(参考)2008年03月
分類

長編小説

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ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2008年03月07日 ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

【あの警視が死んだ!? そんなこと、信じられない!】 通報してきたのが無能で鳴らすヘクター巡査でなかったら、 通報を受けたのが無頼で鳴らすダルジール警視でなかったら、 事件の様相はまったく違っていたかもしれない。 だが現実には、爆破テロに巻きこまれたダルジールは瀕死の重傷で生死の境をさまよい、 パスコーがただ一人爆破事件を追っている。 事件の背後には、反テロを標榜してテロ容疑者や支援者を殺してゆく 〈新テンプル騎士団〉と名乗る謎のグループが介在しているらしい。 だが、敵のメンバーは公安捜査の中枢にも…… ダルジールの容態を気づかいつつも、 パスコーは単独捜査に突っ走る! 度肝を抜く展開で贈る、シリーズ史上最大の話題作 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

ダルジールの死の総合評価:9.43/10点レビュー 7件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

やっぱりダルジール警視って、重要なのだと

あらためて気付かされた小説でした。
彼の登場場面が少ない分、他の役者が?良い味出してます。
ダルジール警視ものを数多く読んでいくと、その人が出てきただけで
笑いがこみ上げてくるような・・・。
喜劇みたいなものです。

ダルジールものって、やっぱりチームで作り上げるものなのですね!

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

シリアスなテーマで現実感ある作品として評価したい。

評者がレジナルド・ヒルのダルジール警視シリーズを読んでいたのは十年以上前までの作品であり、Amazonのおすすめのなかで、本書『ダルジールの死』という本を目にし、タイトルに興味をもち注文してしまった。
 本書ではダルジール警視が信頼する部下のピーター・バスコーが主人公として活躍する。
 この作品を刊行したのが2007年であるからロンドン地下鉄の爆発テロの2年後であり、今なおテロリズムがヨーロッパ各地で頻発しているからシリアスなテーマとして読むことができるストーリーとなっている。
 意識不明となったダルジール警視も生死の闇の世界から登場させるヒルの気遣いが覗えるが、ドジなヘクター巡査も何の因果なのか(本書を読むと分かります)ジャガーに跳ねられて同じ病院のベッドで治療を受けている。
 すべてはこの二人で始り、著者のヒルは、エンディングでもこの二人で読者を楽しませるように書き終えている。
 秀逸とまでは評価できない作品であったが、久しぶりにヒルのダルジール警視シリーズを楽しむことができたので星は5ヶ進呈である。
 ヒルの作品には、よく聖書やシェークスピアなどから引用された文章が多く挿入されているのだが、必ず脚注があり、訳者の松下祥子さんに感謝しながら読み進むことができた。
 毎夜就寝前に本を読むという習慣は、辛いことなどを忘れさせてくれながら眠りにはいる効果があるから止められない。
ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018103
No.5:
(5pt)

衝撃的タイトル!

ええ~死んでまうの~アンディー~って感じですよね、このタイトル。
一体、この話どうなってまうの~肝心なおデブのおっちゃんがベッド
の上で、空中で彷徨い続けちゃって~って冒頭はそんな感じでした。
それが、意外や意外!
ヘクターですよ、あのドジでノロマ(どっかで聞いたような…)いや、
そんな平易な表現ではすまない、やっかい者ヘクター巡査が、この回
は深く抉り出されています。
個人的には、毎回このヘクターの間抜けっぷりに笑わせて頂きました。
しかし、彼の素顔はそんな単純なものではなかったと。
意外な一面が覗けて、とても楽しめました。
ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018103
No.4:
(5pt)

今までになく、読みやすく、

日本人にとって、世界にとって、馴染み深いけどあんまし魅力的ではないイギリスも
近年、テロによる事件が発生し、それにともない
社会不安や国家体制が変革していく様が、このクロニクルにも投影されてきています。
銃声をききつけたヘクター巡査の通報により、当直(!)のダルジール警視と
休日にもかかわらず警視のお守りを託されたパスコーは、
銃声のした現場で爆弾の暴発に巻き込まれる。
警視は瀕死の重傷、パスコーは警視の巨大な盾により重傷はまぬがれた。
生死の境をさまよい生と死を浮遊するダルジールが乗り移った、いつもは控えめ優等生なパスコーが
孤立無援、猪突猛進で爆破事件に絡む組織的な連続殺人事件を捜査していきます!
最後の最後までサスペンス要素が強く引き込まれるストーリーで、結末もドキッとさせます。
ファンなら衝撃なタイトル「ダルジールの死」。いつもより読みやすく、ストーリーも爽快。
いつもダルジールは、みんなに悪態や暴言をはいているのに、
パスコーたちにとって、彼は「なくてはならない山みたいな存在」だったんですね!
とくにパスコーファン、ついでにヘクターファンには超お勧め!
ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018103
No.3:
(5pt)

パスコーの忠誠心に参った

ダルジールの死〔ハヤカワ・ミステリ1810〕 (ハヤカワ・ミステリ 1810 ダルジール警視シリーズ)
このシリーズはダルジール警視シリーズとなっているが、主人公はその部下の有能なパスコーである。
ふだんは上司をおちょくってばかりのパスコー警部だが、ダルジールが危機となるや、彼のもう1つの面が全開になる。
治安組織の官僚的な迷宮で、他人をスパイして回るパスコー(とはいえ遠慮しつつというのが彼らしい)、病院のベッドで号泣するパスコー、ダルジールの危機に、パスコーは冷静でつつましい日ごろの姿をかなぐり捨てて、捜査に猛進する。
それでもなお庭でお茶を楽しみ、パブで飲み食いする姿はイギリス的である。
ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018103
No.2:
(5pt)

衝撃的

このシリーズの愛読者にとって題名が衝撃的なのは勿論だが、中身も相当に衝撃的。
テロリズムと復讐の問題について、これほど真摯にミステリの領域で突き詰めた作品があっただろうか?
マンネリズムに陥りがちなシリーズ物が多いなかで、齢70を越す作者の意気軒昂さには頭が下がるしかない。ただただ傑作!
ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ダルジールの死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018103



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