殺人は広告する



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    初公開日(参考)1997年09月
    分類

    長編小説

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    殺人は広告する (創元推理文庫)

    1997年09月01日 殺人は広告する (創元推理文庫)

    広告主が訪れる火曜日のピム広報社は賑わしい。特に厄介なのが金曜掲載の定期広告。こればかりは猛者揃いの文案部も鼻面を引き回される。変わり者の新人が入社してきたのは、その火曜日のことだった。前任者の不審死について穿鑿を始めた彼は社内を混乱の巷に導くが…。広告代理店の内実を闊達に描く本書は、真相に至るや見事な探偵小説へと変貌する。 (「BOOK」データベースより)




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    殺人は広告するの総合評価:7.14/10点レビュー 7件。Eランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (2pt)

    こんなピーター卿は欲しくない

    今回のセイヤーズはつらかった。
    これはミステリというよりも殺人を織り込ませた大衆小説である。広告業界内幕小説である。

    とにかく物語の進行が破天荒で登場人物たちが広告業界人であるがために一筋縄とはいかず、台詞がとにかく多い。それゆえ、いつもより増して引用文が多く、これは私に云わせれば小説のリズムを崩しているようにしか取れなかった。
    つまり今回は全くノレなかったのだ。

    前評判から評価が二分化するのは解っていたが私が賛否の“否”になるとは思わなかった。元々事件に派手さはないセイヤーズだが、それでもその緻密さとあっと驚くワンアイデアで最高の悦楽を与えてくれていた。
    しかし、今回はそれもなく、しかも最後にピーター卿が犯人に自殺を要求するのはどうか?恵まれた人物が貧者の気持ちを解さずに「なら、死ねば?」と突き放しているようにしか思えなかったのだが。

    またピーター卿が広告会社で活躍するのもスーパーマン過ぎて食傷気味。
    次からどうなるのだろう、このシリーズ?

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    No.6:
    (4pt)

    著者が知悉していた、昔のイギリスの広告業界が舞台の推理小説

    広告会社で人が死に、一風変わった社員が入社し・・・というお話。

    セイヤーズが昔働いていて知悉している、広告業界で不審死が起こるという事で、著者が自身で体験したらしい、昔のイギリスの広告業界が詳しくでてくるので、それを楽しむ為の風俗(性風俗にあらず)喜劇として楽しめる作品でした。

    メインの事件も勿論面白いですが、若島さんの解説に依ると、著者のセイヤーズも契約している版元にはあまり期待しないでもらいたい旨、手紙を書いたそうで、推理小説としては前作や次作には一歩譲るかも。

    あまり関係ないですが、日本では学生さんの就職先で広告代理店が人気がある(或いはあった)そうですが、この頃のイギリスでも、広告業界は花のある職場だったのでしょうか。日本の広告代理店では、自殺者が出たり、贈収賄や談合でイメージ低下した上、テレビの仕事も減ったそうで、大変らしいですが。

    とはいえ読んで損のない娯楽小説でした。機会があったらシリーズ順に是非。
    殺人は広告する (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は広告する (創元推理文庫)より
    4488183093
    No.5:
    (4pt)

    当時のロンドン広告業界を描いた風俗小説としては第一級

    1933年に発表されたビーター卿シリーズの第八長編。セイヤーズ自身の体験に基づき、当時のロンドンの広告業界をユーモラスに辛辣に、さらに所謂ブライト・ヤング・シングスの生態を戯画化して描いた風俗小説としては無類の面白さだが、殺人トリックはやや児戯に類する感がある。翌年刊行される大作『ナイン・テイラーズ』のアペリティフのような愉快で愛すべき作品ではあるが。
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    4488183093
    No.4:
    (4pt)

    英国広告会社の新入社員 1933年

    探偵小説というよりヒーローものですね。麻薬の売人と渡り合ったり、クリケットの試合では大活躍をしたり… セイヤーズさん自身が身を置いていた広告業界の(今と変わらぬ)本質が生き生きと(楽しげに)描かれているのが良い。探偵ものとしてはネタが小さくて展開も控えめです。ところでパブリック・スクールとは、イートンとハロウだけらしい…(ピーター卿の個人的見解です)
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    4488183093
    No.3:
    (2pt)

    内容はまあまあ

    本の内容はよかったと思いますが、髪の毛が十数本挟まって油染みもあり、少し気持ち悪かったです。
    殺人は広告する (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は広告する (創元推理文庫)より
    4488183093
    No.2:
    (5pt)

    傑作です

    ピーター卿が仕事を始めます。
    お金に困ってるわけでもないのに、その目的は・・・?
    今回は時代の先端を行く広告代理店が舞台です。
    会社の雰囲気、社員の雰囲気、仕事のやり方などが生き生きと描写されていて、
    謎解き以外も楽しめること請け合いです。
    「時代の雰囲気」を楽しめることもセイヤーズ作品の醍醐味だと思います。
    もちろん、ピーター卿の推理も冴えわたりますよ!
    殺人は広告する (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は広告する (創元推理文庫)より
    4488183093



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