オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【ドロシー・L・セイヤーズ】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
殺人は広告するの評価:
2.00/10点 レビュー 1件。 E ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点2.00pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
こんなピーター卿は欲しくない
今回のセイヤーズはつらかった。これはミステリというよりも殺人を織り込ませた大衆小説である。広告業界内幕小説である。とにかく物語の進行が破天荒で登場人物たちが広告業界人であるがために一筋縄とはいかず、台詞がとにかく多い。それゆえ、いつもより増して引用文が多く、これは私に云わせれば小説のリズムを崩しているようにしか取れなかった。つまり今回は全くノレなかったのだ。前評判から評価が二分化するのは解っていたが私が賛否の“否”になるとは思わなかった。元々事件に派手さはないセイヤーズだが、それでもその緻密さとあっと驚くワンアイデアで最高の悦楽を与えてくれていた。しかし、今回はそれもなく、しかも最後にピーター卿が犯人に自殺を要求するのはどうか?恵まれた人物が貧者の気持ちを解さずに「なら、死ねば?」と突き放しているようにしか思えなかったのだが。またピーター卿が広告会社で活躍するのもスーパーマン過ぎて食傷気味。次からどうなるのだろう、このシリーズ? ▼以下、ネタバレ感想
今回のセイヤーズはつらかった。
これはミステリというよりも殺人を織り込ませた大衆小説である。広告業界内幕小説である。
とにかく物語の進行が破天荒で登場人物たちが広告業界人であるがために一筋縄とはいかず、台詞がとにかく多い。それゆえ、いつもより増して引用文が多く、これは私に云わせれば小説のリズムを崩しているようにしか取れなかった。
つまり今回は全くノレなかったのだ。
前評判から評価が二分化するのは解っていたが私が賛否の“否”になるとは思わなかった。元々事件に派手さはないセイヤーズだが、それでもその緻密さとあっと驚くワンアイデアで最高の悦楽を与えてくれていた。
しかし、今回はそれもなく、しかも最後にピーター卿が犯人に自殺を要求するのはどうか?恵まれた人物が貧者の気持ちを解さずに「なら、死ねば?」と突き放しているようにしか思えなかったのだが。
またピーター卿が広告会社で活躍するのもスーパーマン過ぎて食傷気味。
次からどうなるのだろう、このシリーズ?
▼以下、ネタバレ感想