匣の中の失楽
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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飽きた。 | ||||
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いわゆる三大奇書…「ドグラマグラ」、「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」、この三つの持つ要素を取り入れ発展させた名作だと思います。特に黒死館の衒学的な要素が強いかもしれません。まあ、「虚無への供物」からの影響かもしれませんが。そしてアンチミステリーであること。ですが、これでは単なる二番煎じにしか過ぎません。しかし、この小説が第四の奇書と題されるに至った理由はやはり、「匣」にあります。箱根にある寄木細工、そんな風に入り組んだ匣、これを初見で読み解き、鍵を開けるのは難しいと思います。(自分もそうでした。) | ||||
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奇書の中では読みやすいよ。……と、薦められたので読んでみたんだけど一体全体何がどうなっているのか付いて行けずに眩暈がしたよ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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最近黒死館殺人事件を読んで面白かったんで、虚無への供物を飛ばして、奇書と言う人もいるらしい本作を読んでみた。読んだ感想としては、奇書といわれるほどではない、オーソドックスなミステリーだと思った。一気に読んでしまうくらい面白かったが、さすがに半世紀近くも経つと出てくるペダンチックな知識も随分色褪せてしまって、ミステリーとしては古臭い平凡な内容に思えた。個人的には黒死館の方が魔術とか音楽とか古典といったクラシックでオカルトな知識をふんだんに使ってるから、それがかえって時代を経ても色褪せない面白さになってると思う。本作の方は量子力学とか初歩の現代科学の知識で同じことをしようとしてるから、半世紀たってしまうとかえって、登場人物達が無意味に古臭い知識をひけらかす浅はかな人になってしまって、その部分は話も冗長で読んでてつまらなかった。しかしその浅はかさも、登場人物たちの調子にのった大学生らしさの演出になってるから意味はあると思う。 しかし読んだ当初はそういう印象が強かったが、第五章の真相説明が明らかにフェイクなんで、本当の真相は何かを考えていたが、そうして作者が仕掛けた叙述トリックに気づくほどじわじわ面白さが増してきた。たとえば、第一章までが〇〇〇が作者の実名小説「いかにして密室はつくられたか」で、第三章で起きた事件で〇〇〇が死んだから、✕✕✕が第二章から続きを書いたものが本作だと自分は読み取った。つまりワトソン捜しのワトソン(叙述者)は✕✕✕。他にも第四章で窓の側で倉野が死んでいたのならそんなはずがないことを、△△△△は証言している、等。他にも読み返しているといろいろ発見があって、それを発見するたびに違う真相が見えてきて飽きがない。今でも色褪せない名作だと思う。 | ||||
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中井英夫の虚無への供物のオマージュ作品かと?作品の中の現実と小説が入り乱れて、何がなんだかよく分からなくなってしまう。 謎解きのペダントリーには凄いものがあるが、もう一度読み直してみたい気持ちにはなりませんでした。 | ||||
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冒頭、賭け碁のくだりで読む気が失せました。 よりによって碁とは…渋すぎませんか。 | ||||
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本書を読むなら講談社版ではなく、双葉文庫版を薦める。 本編の後に100ページ以上の付録があり、読後の余韻に浸りながら、より深く鑑賞できるからだ。 付録には ・作者と綾辻行人との対談 ・作品論集 ・作者の創作ノート が含まれる。 特に作品ノートは必見! | ||||
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まず、古本とはいえこの金額はありがたい限りという作品。大手チェーン店ではなかなか見る事が出来ずオンラインストアでも在庫なし。 また利用させて頂きたい。 | ||||
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