ウロボロスの偽書
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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訳がわからん。 | ||||
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殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。 | ||||
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後半に「読者への忠告状」が入っている疑似推理小説。とにかく不思議な話で、どこが面白いのか良く分からない。殺人鬼の話は非常にグロイ。数学の話は全然理解出来ない。芸者トリックの話は独立した小説には出来ないバカバカしさ。プロレスの話だけは当時を思い出してとても懐かしい。あの頃前田と第2次UWFにはみんな夢を見ましたね。トータルした作品の感想は、途中まではそれなりに面白くて先が気になったのですが、最後まで読み終えると全く訳が分からなくてがっかりしました。ホント時間の無駄でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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竹本氏がカルト作品の匣の中の失楽に続いて90年代初頭に再びアンチミステリの大作に挑んだ作品。 とは言っても難解というワケではなく、芸者のユーモアミステリーと作者視点の連載ストーリーと謎の殺人鬼の手記が交互に展開し、それらが最後には入り乱れて真相はいかにというもので、プロレス小話や実在のミステリー作家やSF作家が登場したりと、アンチミステリーというよりは楽屋落ちバカミステリーと言った方がいいかもしれない。 まあ、普通のミステリーファンが読むとトリックらしいトリックもないので、何だこれはと思う人も多いだろう。 言われているほどは傑作とも思えないが、まあこういうのもたまにはいいかという感じ。 | ||||
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皆さんのレビューは、ケチョンケチョンに書いてありますね。 推理小説的に見れば、トリックは、とんでもないし、面白くないのですが、SF的に見れば、かなり面白い展開ではないかと思うんです。ある意味で、「匣の中の失楽」を超えているのではないかと思います。 | ||||
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いきあたりばったりで書いたんだろうなぁ~というのが手に取るように分かる作品でした。 十回目あたりでラストを予想したんです。 その小説世界の”現実”とされる、竹本(とその周囲)こそ小説世界の人物で それは”酉っ九の書いたウロボロス”におけるフィクションであった・・・ なーんてメビウスの輪の様な返しがあるかと考えたのですが・・・。 こっちの方が面白くないですか?← あと、酉っ九が座敷で殺めた3人は、高校生の時に自分を襲った3人であったのかと考えたけど 一切そんな事もなく。 コンちゃんて、猪口奴じゃなくて、まり数の方だよなぁ・・・って点もずっと納得出来ず。 まぁいきあたりばったりですもんね。 | ||||
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「匣の中の失楽」は作者のデビュー作にして代表作だが、その後これといった作品を出せないでいた。作者はどうしても同書のような作品をもう一度という願いを込めて本作を書いた由。だが、結果は無残な失敗だったと思う。 作品中の情緒的な場面は連城氏に書いてもらったら(作者の妻の声)というような楽屋落ちがあったり、「匣の中の失楽」における作中作を思わせる、何時の間にかPC中の電子ファイルに別人が書き込みをしたりと言った趣向があるが、作者が面白がっているだけで、読んでいる方は退屈だ。作品を支える構想がないのである。特に後者の趣向を自ら「竹本マジック」と呼ぶ能天気さには呆れる他はない。 結局、「匣の中の失楽」に迫ったのはページ数だけであり、柳の下にドジョウは二匹いないことを自ら証明した作品。 | ||||
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