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初公開日(参考)1997年09月
分類

長編小説

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鴉 (幻冬舎文庫)

2000年10月01日 鴉 (幻冬舎文庫)

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.46pt

の総合評価:6.90/10点レビュー 41件。Aランク


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全13件 1~13 1/1ページ
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

鴉の感想

リアルに拘るなら読まない方が無難。
舞台は、現代日本の都市から隔絶された、4つの山に囲まれた地図にも載っていない村。
警察も学校も無い江戸時代に存在していたかのような村。
村を支配しているのは、「大鏡様」という絶対的な神。

サイト評価に釣られて手にしたが、正直読み始めて失敗したと思った。
とにかく登場人物の名前すら読みにくく、頭に残らない。序盤から中盤にかけては特にしんどかった。よく読み終えたものだ。
後半になってやっと頭の整理が出来、スイスイとは読めたが…

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.12:
(6pt)

鴉の感想

地図にない村で起こる連続殺人。大鏡様を神と祀り、警察など存在しないという本格ミステリファン垂涎の設定。そして事件の真相もその舞台設定に恥じないほど突飛なものとなっている。ほとんどファンタジー小説と言える。世界観が受け入れられれば楽しめるだろう。

BOY
IM7XWAPW
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

これはちょっと自分には許容範囲外

弟の失踪と死の謎を追い、彼が生前滞在したという地図にない村を目指した青年は、突如鴉の大群に襲われ意識を失う。
目を覚ますと彼は目的の村の、一つの屋敷に匿われていた。
その村は現代日本でありながら、深い山奥で外界から隔離され、村内で神と崇められる「大鏡様」が絶対的な権力を持つ、封建的な時代がそのまま残ったような場所だった。
青年は村で弟の情報を求めるが、そこで連続殺人事件が発生する……

ある程度の規模を持った村という本来クローズドサークルの舞台としては不適合な状況ながら、警察の捜査や法律などが一切介入しない治外法権的な設定から、紛れも無いクローズドサークル的な作品となっています。

麻耶氏らしい驚きのトリックやどんでん返しが仕込まれている作品ですが、この作品の真相や結末は「フェアかアンフェアか」「非現実性をフィクションと割り切って楽しめるか」の観点で、ミステリとして見ると個人的にはちょっと「許容範囲外」です。
ちょっと納得がいかないし、無理がありすぎると思いました。

話の雰囲気そのものは嫌いじゃないのですが、オチに全く救いが無く、後味が悪いこともあり、楽しく読めたとも言い難いです。
この作者の作品の傾向は判っていたので最初からハッピーエンドなんてのは期待していなかったはずなのですが、話の真相やトリックに納得がいかないとせめて大団円で終わらせてほしいという心理が沸いてしまうのでしょうか。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鴉の感想

前回読んだ 『隻眼の少女』に気を良くして、2作品目になる。

作品自体の雰囲気はよく似た感じで、どことなくオドロオドロしいホラーチック(決してホラーではないので、苦手な人ご心配なきよう)な雰囲気は 昔の横溝正史を彷彿とさせる。

この作品、意味のある登場人物も多く またその個々の社会のなかでの位置づけなどの関連性も絡んでくることから、複雑で混乱をきたしがちな呈はあり、なかなか頁が進まない。

この作品、主人公 珂允(カイン)が、殺された弟 襾鈴(アベル)の謎を追って というか鴉に襲われて知らぬ間に地図にも無い村に迷い込むところからスタートする。

この兄弟の名前、ピンと来る人もたくさんいるであろう あの聖書のカインとアベルを同名であり、彼らがこの作品とどのように関連するのかしないのか、また閉鎖された村に巣食う神=大鏡を中心とした政治権力構造、次々と起こる不可解な殺人事件と、最後まで飽きが来ることもなく読み進められ、また推理小説による技法も至るところに散りばめられており、本格と呼ぶにふさわしい作品である。

とはいえ、読み終えたところで その結末の驚きとともに理解しがたい箇所があり、ネットで説明を求めてやっと全ての作者の意図が出来た次第でもあり、その文書構造は複雑である。

というわけで、非常に手の込んだ作品であり大作である反面、万人向けかというとそうでもなく、ある程度の読書歴と本格推理になれている方にはお勧めの一冊となる。自身のある方、一度挑戦を(笑)

とも
4ND5R58B
No.9:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

鴉の感想

弟の死の謎を追い、地図にない村を訪れた兄。
そこは大鏡という人物が支配する村で、連続殺人が発生する。

細かい部分は納得できるけど、物語の骨格となる舞台の存在が全く共感できず、一言で表すなら『なるほど、わからん』って感じ。

メインの連続殺人と叙述トリックで成り立っており、トリックに関しては上手いなと感心したが、叙述トリック部分の片方にはずっと違和感を覚えていたので、必然性が感じられなかった。
同様にタイトルを『鴉』なのもイマイチわからないままで、あれこれ考え過ぎない人向けなのかな。

エーカー
NWKWLAAY
No.8:
(9pt)

鴉の感想

おもしろかったです!
ただかなり複雑な物語であるため、きっと二度読みしたくなると思います。

バウム
B55YZM7Z
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鴉の感想

日本とは思えないような舞台や、独特な名前に苦戦しながら読み進めてラストで驚愕!
しかし、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、また新しい疑問が出てきたり、私の頭ではよく理解できませんでした

ほっと
2XKXV6EI
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

読み返してもスッキリ感が無かった

受賞作品であるし、このサイトでのランクも高いので読む人が読めば素晴らしい作品なのだと思います。ですが、私には難しかった…。ネタバレ検索して解説を読み、読み返してみても何だかスッキリしない…。

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ぴちょんちゃん
HJYEAUEJ
No.5:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

鴉の感想

弟襾鈴の死の真相を知るため兄珂允は半年前に弟が訪れたという地図にない村「埜戸」へ―。しかし、そこで珂允を待っていたのは村を支配する「大鏡様」という絶対的存在による閉鎖社会で起こる恐るべき連続殺人だったのだ!ハードカバーオリジナル版で3度目の通読ですが、1、2度目は派手なトリックとどんでん返しにばかり気を取られていましたがこの「鴉」は「破滅を意図して創られた美しい構築美」の物語としても一級品だと感じました!これは、今更自分が言うまでもないことですが今後も読み継がれるべき不朽の名作だと思います!

▼以下、ネタバレ感想

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ジャム
RXFFIEA1
No.4:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

鴉の感想

麻耶雄嵩らしい作品と言えると思います。
本来読み手を選ぶ作者だと思いますが、この作品は万人OKでしょう。
麻耶さんの作品で初めて高評価つけます。
非常に面白かったです。

ただ、タイトルが何故「鴉」なのかは未だに分かりませんが・・・


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.3:
(10pt)

鴉の感想

次々と繰り出される大トリック、異様な雰囲気、ラストの崩壊感と何と取っても麻耶氏らしい作品。登場人物の名前が変なところもよかった。

トーブル
AF65KD0I
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

麻耶雄嵩は麻耶雄嵩だった

あまり内容に言及するのも芸がないので、ただ一言。
今回もやっぱり騙されました!

アルバトロス
CRRRDTJB
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

麻耶らしさ満載。

著者名をみなくても中身を読めば麻耶の作品とわかるぐらい個性的な作品。
舞台の雰囲気は読んでて眩暈をおこし、さらにラストでガツンと頭を砕かれた感じ。

Ariroba78
5M53WTS6
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