痾
- メルカトル鮎 (8)
- メルカトル鮎シリーズ (7)
- 放火 (195)
- 焼死体 (75)
- 記憶喪失 (81)
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【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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真夏に雪が降ったあの事件の生き残り“如月烏有”。 彼は事件に関するすべての記憶を失い元の日常に帰りつつあった。 しかし、ある女性と絵との出会いによって彼の記憶の奥底に眠っているものが呼び起こされる。 気付くと烏有は灯油とライターを持って燃え盛る寺院を前に立ち尽くしていた。 導かれるままに放火を続ける烏有、だが現場には覚えのない死体が毎回転がっているのだった・・・。 | ||||
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「夏と冬の奏鳴曲」の続編。「翼ある闇」と「夏と冬の奏鳴曲」を読了後に読むことをお勧めします。烏有とメルカトルの雰囲気が好対照。記憶を失った烏有の心理描写とメルカトルの名推理、双方が絡み合った傑作でした。 | ||||
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「夏と冬の奏鳴曲」の続編。記憶を失った烏有の葛藤と、メルカトルのとんでも探偵ぶりが際立つ快作! | ||||
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「夏と冬の奏鳴曲」の後日談という事で、放置されたままの謎が解明されるのではと期待したのですが、やはり一筋縄ではいかない作品でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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なんとも衝撃的な序文から始まったこの著書! | ||||
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ずっと絶版だった初期の作品だが、出来はそこそこの良さ。 事件の真相だけを追うというよりはストーリー小説の度合いが強いが、麻耶雄嵩の世界観が好きなら大いに楽しめる。 「最後の事件」以前のメルカトルも登場し、 名探偵となるために主人公にミステリ黄金期の作品を読破させて教育するというメタ展開も面白い。 いくつかの名作に対するミステリ初心者の主人公の感想が述べられるが、作者の見解をどれだけ代弁しているのかが気になる。 | ||||
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翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲に続く、第3作としての位置づけ。 内容は多数のレビューがあるのであえて触れないが、新品で購入した本書(第5刷)は講談社によるインクジェット印刷機による増刷と思われる。講談社文庫は絶版も多く、少部数を増刷してくれる出版社の姿勢は大変ありがたい。 とはいえ、通常の印刷と比べると文字がやや薄く、多少ぼやけたような印刷になってしまう点はどうしても気になる。本屋(ジュンク堂)で購入した「翼ある闇」も同じくインクジェット印刷で、同様に文字がやや読みにくい。 最近はオンデマンド印刷などで利用することも増えているインクジェット印刷を否定するつもりはないが、やはり品質面ではまだまだの点もあることを認識したうえで商品としての本の品質向上に努めてもらいたいと思う。 | ||||
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『夏と冬の奏鳴曲』を数年前に読んだが、真相説明がほとんどないままに終わり、理解できず、ネタバレサイトを読んで確認したが、それでも論理的に説明ができない、辻褄の合わない箇所があり、ミステリーというよりも「世にも奇妙な物語」にすぎないと思い、不満に感じたことを憶えている。 本作品は最後にちゃんと真相が明かされているので、『夏と冬の奏鳴曲』よりも印象は良い。 記憶の一部を失った如月烏有の戸惑い、苦悩ぶりを描いた青春小説として読めば面白いし、御子神の語る芸術論や能の話も作品世界と良くマッチしていて、興味深い内容であった。 木更津悠也とメルカトル鮎の共演作品だが、本作品では、木更津の影は薄い。一方、メルカトルの方だが、他作品でのブラックな印象とは打って変わって、烏有を導き、励ます役割を演じているのは意外であった。 メルカトルの予言どおり、この先、烏有は名探偵としての活躍を見せることがあるのだろうか。 (ネタバレ) 暗示や洗脳によって、殺人や放火が行われるという設定自体、全く現実味がないので、やはり、「世にも奇妙な物語」にすぎないという印象を持ってしまう。 また、殺人と放火の行われた日が、わぴ子が絵を見せた日だから同じというのはまだ許せるとしても、殺人が先で放火が後という順番が続くのは、ちょっとでき過ぎではないだろうか。 | ||||
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帰省の折に持ち帰り、約10年ぶりくらいに読み返しました。 作品としては、 『夏と冬の奏鳴曲』の続編と云う位置付けではあるけれど、 物語上の連続性はなし。 但し、直接的な連続性こそないけれども、 如月烏有の内面的葛藤と云う部分は 前作からの傾向を継承。 但し、個人的には 『翼ある闇』の前日譚と云った意味付けの方が強い様に捉えました。 『夏と冬の奏鳴曲』もそうだけれど、 これも今は絶版なのか。。? ('-`).。oO 《48頁》人はどんなに自分に自我があると思っていても、所詮は社会の中の平均化された一つなんだ | ||||
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