魔術師
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経年劣化も少なく、きれいな状態でした。創元推理文庫は、同じ江戸川乱歩の出版社の中でも掲載当時の挿絵があり、特に臨場感を持って読めます。ありがとうございました。 | ||||
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少年探偵団シリーズのなかでも、『大金塊』や『怪奇四十面相』の系列に繋がる宝探しメインの冒険。 鉄の人魚はまぁいつもの奇を衒った変装のヴァリエーションなので良しwとして、驚いたのは、沈没船で金塊の隠し部屋を逸早く発見した敵一味のひとりが、鉄の人魚の扮装をしていなかったこと。 「からだじゅうに、太いまっ黒なしまがあるのです。白黒ダンダラぞめの怪物です。(中略)頭のうしろに、まっ黒なギザギザのトサカみたいなものがついているのです。足の先にはアザラシのヒレのような大きな水かきがついています」(No.865) 念のために書いておくが、本作にそのようなクリーチャーが登場するわけではないw あくまで偉大なる愉快犯、二十面相一味が扮装しているのだが、ここでは金属の外装を取れば、中はこんな怪物じみた人魚なのだと示すために、わざわざそれに合わせた扮装をして待ち構えていたということにある。……この仕込みの努力には頭がさがるw | ||||
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探偵・明智小五郎(あけち こごろう)vs. 執念深い怪賊〈魔術師〉の、丁々発止の大活劇。先の展開が読めてしまう場面もありましたけれど、予想以上に面白かったです。 この作品で第一番目に引きつけられたのは、賊を追う側の明智と、追われる賊側の娘・文代(ふみよ)との間に生まれるロマンスでした。徐々に惹かれ合っていく二人に、殊に文代さんの健気な姿に、いつしか声援を送っていたのでありました。 第二番目に印象に残ったのは、じりじりと恐怖が高まっていく幾つかの場面におけるスリリング感でした。時計塔の場面、美人解体術の場面、地下室の穴蔵の場面などは、わけてもゾクゾクしましたね。エドガー・アラン・ポーの短篇を想起させる乱歩翁の筆の運びも生き生きとして、さすが上手いもんやわ思いました。 あ、そうだ。本作品の中に出てくる言葉の読み方をめぐって、大槻ケンヂさんが「獄門舟(船)問題」と題した文章を書いています。 『本の雑誌 2023年8月号(第482号)』(本の雑誌社)の90、91頁に載ってます。実は、この文章を読んで、本書を手にとったような次第。関心のある方は、ご一読あれ。 『講談倶楽部』1930年(昭和五年)7月号~1931年5月号まで連載された作品。 章タイトルが、なかなかにキャッチーでキマってます。以下に記しておきます。 | ||||
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いろいろと都合よく話が進むなと思ってしまった…w 漢字も少ないから子供向けだと理解した。 | ||||
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小林少年たちが船の上で肩を組んで声高らかに歌う、応援部隊の到着に、バンザイ、バンザイ、昭和カラーがバンバン出てます。 今回の登場怪人、怪物数は半端ないですね。 舞台が海で、40面相の脇役怪人が楽しいです。 塔上の奇術師、宇宙怪人、青銅の魔人、電人Mはメインの怪人が好きでした。怪人を中心に物語が展開しますが、〔小学生の時に読みました〕今回のパターンも良いです。 | ||||
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