大暗室



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初公開日(参考)1969年01月
分類

長編小説

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大暗室 (江戸川乱歩全集)

2008年09月01日 大暗室 (江戸川乱歩全集)

悪魔の子と白鳥の騎士との虚々実々の戦い!巨匠・江戸川乱歩が練りに練った物語のおもしろさを十二分に発揮した傑作怪奇長編!親子二代にわたる因果物語の結末は?明治の末、台湾航路の客船・宮古丸が沈没し、有明友定男爵と親友の大曽根五郎、家扶の久留須左門の3人は果てしない洋上をボートで漂流することになった。突如、悪鬼と化した大曽根五郎は男爵と久留須にピストルの筒口を向けた!そして5年ののち―大曽根を悪人としらず妻・京子の行く末を託した男爵の遺言で大曽根と京子は再婚した。悪魔のおそるべき牙はどこまでものびる。邸もろとも京子も焼死した。それから20年の歳月が流れて…故男爵の遺児・友之助と悪魔の子・竜次との宿命の対決は開始された! --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




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大暗室の総合評価:8.86/10点レビュー 14件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14:
(5pt)

江戸川乱歩

推理小説は、ハラハラドキドキして正月休みも、本の虫となるものです。
大暗室 (江戸川乱歩文庫)Amazon書評・レビュー:大暗室 (江戸川乱歩文庫)より
439430122X
No.13:
(3pt)

前半はなかなか読ませる

『大暗室』は、乱歩の小説では最長となる1年7カ月にわたって雑誌に連載された。それだけにけっこう長い作品なのだが、乱歩らしい平易な文体で苦もなくスラスラと読める。

が、特に「話が面白い」というわけでもない。世代をまたいで復讐譚風に展開する前半部分はなかなか読ませるが、中盤のレビューガール誘拐の辺りから、作者自身が自嘲気味に言うところの通俗的な内容になっていく。

思えば、小学生のころは乱歩の子ども向け小説にどっぷりハマったものだ。が、今こうして大人向けの小説を読むと、ノスタルジーを感じる一方で、しらけている自分もいる。乱歩に夢中になる季節は、もうわたしの人生にはめぐってこないのかしらん。
大暗室 (江戸川乱歩文庫)Amazon書評・レビュー:大暗室 (江戸川乱歩文庫)より
439430122X
No.12:
(4pt)

乱歩の鉄則。レビューの女王の名前は必ず「らんこ」でなければならない。

後半になって、唐突に明智小五郎の名が・・・
なんだ結局明智モノかよ、と思わせつつまたヒトヒネリ

いつも見え見えの展開でウンザリする大乱歩ですが、今回は不覚にも笑ってしまいました。
大暗室 (江戸川乱歩文庫)Amazon書評・レビュー:大暗室 (江戸川乱歩文庫)より
439430122X
No.11:
(3pt)

連載の形を残していて面白い構成。

最初の方はちょっと読み難かったが、二世同士の対決になった「第二 渦巻と髑髏の巻」から面白さが出てきた。
やっぱり「自註自解」が反省も記述してあって面白かった。
ルパン(当然アルセーヌお爺ちゃんの方ね)を意識いているとか納得。
赤城毅「帝都探偵物語」は相手が人外だが明智小五郎パスティーシュ?
ホームズのパスティーシュは多いけれどもルパン物はほとんど無いね。
森田崇「アバンチュリエ」はルブランの小説をコミック化した正統派だしね。
後は、瀬名秀明「大空のドロテ」かな?
大暗室 (江戸川乱歩文庫)Amazon書評・レビュー:大暗室 (江戸川乱歩文庫)より
439430122X
No.10:
(5pt)

そこは楽園か或いは地獄か?

悪人の息子はより悪人らしく、正義の子はより正義の騎士らしく。乱歩の描く悪人はどうしても大いなる野望を有する。同作品は、『パノラマ島奇譚』のような巨大な楽園或いは地獄を帝都の地下に創造しようとする男とその男を仇とする美しい騎士の対立と、悪の権化が創造した大暗室の壮絶さを一挙にまとめた大作であろう。悪の権化の異様な趣味は、パノラマ島以上に耽美的でグロテスクであり、それは楽園と言うよりは地獄であろう。それ故、悪鬼の最後も壮絶なものである。乱歩の得意な変態嗜好の凝縮された趣味の悪い、且つ対照的な敵同士の奮闘を描く躍動感の溢れる作品であった。個人的には、かなり高い評価をしたい。
江戸川乱歩全集〈第8〉大暗室 (1969年)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集〈第8〉大暗室 (1969年)より
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