怪人二十面相
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怪人二十面相の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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古本屋で新装版をみつけたのでつい購入。 | ||||
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江戸川乱歩のジュブナイルミステリ。サスペンスフルな展開と伏線回収は古さを感じさせない。 | ||||
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怪人二十面相は、江戸川乱歩の生み出した非常に魅力的なキャラクター。彼は様々な顔に変装できる技術を持ち、変幻自在に姿を変えて犯罪を行う天才的な犯罪者。その巧妙な計画と、時にはユーモラスな悪役としての振る舞いが、読者を魅了する。彼の手口や変装技術の描写は、緊張感とともにエンターテイメント性も高く、読んでいて引き込まれる。 | ||||
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なつかしさを感じた。 | ||||
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なんでも昭和11年当時においても、少年探偵ものは珍しくなかったらしい。 ただ「こどもが推理する」という部分でムリを感じられたのか、そうヒット作はなく、ならば活劇は少年、推理は大人と分業できないか、では探偵役は、明智小五郎だ、というように『少年倶楽部』編集部内で議論されて、乱歩に持ちかけられたとのこと。 いずれにせよ、乱歩は本作で怪人二十面相を創造したが、小林少年はその6年前の『吸血鬼』でデビュー済みであった。ただし二十面相の元ネタの彼が暗躍した『黄金仮面』は『吸血鬼』と同年同月に連載が開始しているので、ある意味同期と言えるw【注3】 さて物語だが、前半と後半の二部構成にはっきり分かれているのが本作の特徴。 前半は小林少年の活躍、後半は満を持しての明智登場である。 前半にも、小林少年の登場前にターゲットだった羽柴氏の次男壮二の機略がうまくいって、ターゲットの邸宅の庭で負傷した二十面相が消失するあたりは、ルパンシリーズを思わせる【注4】見せ場のひとつになっているが、最大の見せ場は、漸く東京に戻った明智小五郎が、東京駅構内の鉄道ホテルで、二十面相と初顔合わせして、挑発しあうところだろう。 一応その時点で、すでに盗まれていた日下部氏の古画コレクションその他も取り戻すために、その場で逮捕するわけにはいかなかったというもっともらしい説明はあるが、明智は「深くすいこんだ、たばこの煙を、フーッと相手の面前に吹きつけて、にこにこ笑って」(P.112)いたりして、十分に会話を楽しんでいたw なにしろ本作には、活躍する少年はおれども、基本的には少年探偵団結成前の話だから、シリーズの代表作というには少々憚られるが、賊に捕まった小林少年が持っていた七つ道具の詳細が描写される等、後に繋がる設定もすでに垣間見られて、戦後の愉快犯二十面相が登場する諸作品よりも、愉しく読むことができた。 ちなみに明智夫人の文代も、直截の描写はないが、ピッポちゃんの情報を介して、小林少年の囚われ先を警察に通報する等、この時点で元気なことが示されている。 もうひとつ。 他の作品でも、明智の替玉が登場したことがあったが、本作にて「昨年のことですが、ぼくはある日ひとりのふしぎな弟子入り志願者の訪問を受けました」、「その男をやといいれて、あるところへ住まわせておきました」(P.176)といって、自分とクリソツな影武者を用意していたのだと馴初めが説明された。 武田信玄やキムジョンウン、プーチンじゃあるまいに、そのワンイシューのために、明智はいくら払っているのだろうと、つい余計な心配をしてしまうが考えたら負けだw 【注1】講談社文庫の『明智小五郎全集』で、彼が活躍した全短篇作品に混じって、本作の明智vs二十面相のワンシーンが「怪人二十面相より」として抜粋されていた。その名シーンは先に読んでいた。 【注2】とは言え、電人Mとか鉄人Qとか、当時のわたしも胡散臭く感じて手に取らなかった作品も多い。 【注3】本作内で小林少年が黄金仮面に言及するシーンもあり。 【注4】おそらく『奇巌城』だったと思う。 | ||||
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明智小五郎と怪人二十面相の頭脳戦は圧倒で、最後の明智小五郎の策略は全く予想できず、すごく面白かった。 | ||||
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大人になって読んでも面白いです。 | ||||
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