青銅の魔人



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初公開日(参考)1961年01月
分類

長編小説

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青銅の魔人 (新潮文庫)

2022年01月28日 青銅の魔人 (新潮文庫)

密室に忍び込み、煙のように姿を消す―― 悪魔的トリックで天才・明智小五郎と小林少年を翻弄する魔人の正体は。 解説:青柳碧人 月夜の晩、銀座の街に現れたのは、青銅の仮面をかぶり歯車の音をさせた不気味な男。貴重な時計を次々盗み出す彼が次に目を付けたのは、手塚邸の「皇帝の夜光の時計」だった。手塚氏は名探偵・明智小五郎に助けを求めるが、神出鬼没の怪盗は宝物を鮮やかに奪い去る。助手の小林少年は、浮浪少年を集めてチンピラ別働隊を組織、怪盗を追い詰めるも、逆に囚われて絶体絶命の危機に――。(「BOOK」データベースより)




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青銅の魔人の総合評価:8.59/10点レビュー 27件。Dランク


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No.27:
(5pt)

乱歩らしい

読んだことが無かったので購入。
場面が目の前に現れる
乱歩特有の暗くジメジメとした小説だった。
少年探偵団全集〈5〉青銅の魔人 (昭和36年)Amazon書評・レビュー:少年探偵団全集〈5〉青銅の魔人 (昭和36年)より
B000JBPOLU
No.26:
(3pt)

10年ぶりの戦後再開、少年探偵団第五作

戦前の作品でも、『妖虫』に巨大なブリキの蠍が登場したことはあったが、二十面相の得意な変装がバージョンアップして、人外のものへ変装(コスプレ)した最初の作品w
 前作の『大金塊』は、探偵小説が書き難くなってきた昭和14年の連載だったこともあり、二十面相も登場せず、宝探しの冒険小説の面が前に出た作品であったが、ズタボロの敗戦から四年目、少年探偵団シリーズの満を持した?再開は、掲載誌を戦前の“講談社”『少年倶楽部』から光文社『少年』に移して、怪人二十面相も明確に変装能力を爆上げで再登場。

 所詮着ぐるみだというのはネタバレでもないと思うが、四つん這いになって、歯車音とともに、すごい速度で走り去るというのは……w
 このあたりの方向性は、乱歩の独断か、編集者との打ち合わせの結果か?
 すわそんなロボコンみたいな装備を開発したのなら、そっちに特化すれば、今ではトヨタ以上の大企業に――なんて思ったのが間違いだった。
 機械音は適当な録音で、四つん這いは不思議さの演出。
 すごい速度に関しては、なんと二十面相の高い運動能力のおかげだったww【注1】

 それに対する少年探偵団と言えば、本作ではオリジナルメンバーは小林団長以外は登場せず、「パン屋町のごろつき隊」ならぬちんぴら別動隊が登場。明らかに戦争で身寄りのなくなったという背景だが、隊長(副団長)のノッポの松は、明智に敬語を使っていた。

 これ以降、二十面相の癖になってしまうコスプレが失笑のもとになってしまい、その印象しかなかったが、二十面相が誰に化けているかというフーダニットについては、これもその時代だからという大胆なもので、なるほどあざやか?である。

 元々著者の作品は、長篇でも200頁前後の長さしかないが、本作は独自計算の頁数で136頁と、中篇と称したほうがよさそうな短さで、暇つぶしに読んでもすぐに読み終わる。

 【注1】その個所を読み返してみると、「すごい速度」の明言はなかった。ただし、そう思わせるように、「その走る早さ(ママ)というものは。」と体言止めされている。確信犯?
青銅の魔人 (ポプラ社文庫―怪奇・推理シリーズ)Amazon書評・レビュー:青銅の魔人 (ポプラ社文庫―怪奇・推理シリーズ)より
4591026221
No.25:
(5pt)

青柳碧人の「解説」も良い

『青銅の魔人』は、これまでの講談社版やポプラ社版だけでなく、光文社文庫版の江戸川乱歩全集(第15巻)や、岩波文庫版『怪人二十面相 青銅の魔人』が現役で発売されており、すでに古典としての評価は確立されたと言って良い作品である。
今さら作品紹介など不要と判断したのか、青柳碧人による「解説」は、作品についてではなく江戸川乱歩の人間像について、小説風に書いている。この小文がなかなかに良い内容だ。
私は講談社版「江戸川乱歩推理文庫」でもポプラ文庫クラシックでも持っているが、書店で手に取り「解説」に感心したので、また買ってしまった。

今の小学生たちにも、戦後混乱期の昭和という”異世界”を舞台とするファンタジーとして、読んでもらいたいものだ。
青銅の魔人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:青銅の魔人 (新潮文庫)より
4101802327
No.24:
(5pt)

ありがとうございます。

丁寧に梱包して頂いたのです。
届いた本も新品同様に状態がよくて、満足しています。
青銅の魔人 (ポプラ社文庫―怪奇・推理シリーズ)Amazon書評・レビュー:青銅の魔人 (ポプラ社文庫―怪奇・推理シリーズ)より
4591026221
No.23:
(3pt)

10年ぶりの戦後再開、少年探偵団第五作

戦前の作品でも、『妖虫』に巨大なブリキの蠍が登場したことはあったが、二十面相の得意な変装がバージョンアップして、人外のものへ変装(コスプレ)した最初の作品w
 前作の『大金塊』は、探偵小説が書き難くなってきた昭和14年の連載だったこともあり、二十面相も登場せず、宝探しの冒険小説の面が前に出た作品であったが、ズタボロの敗戦から四年目、少年探偵団シリーズの満を持した?再開には、怪人二十面相も明確に変装能力を爆上げで再登場。

 このあたりの方向性は、乱歩の独断か、編集者との打ち合わせの結果か?
 所詮着ぐるみだというのはネタバレでもないと思うが、四つん這いになって、歯車音とともに、すごい速度で走り去るというのは……。
 すわそんなロボコンみたいな装備を開発したのなら、そっちに特化すれば、今ではトヨタ以上の大企業に――なんて思ったのが間違いだった。
 機械音は適当な録音で、四つん這いは不思議さの演出。
 すごい速度に関しては、なんと二十面相の高い運動能力のおかげだった……。

 それに対する少年探偵団と言えば、本作ではオリジナルメンバーは小林団長以外は登場せず、「パン屋町のごろつき隊」ならぬちんぴら別動隊が登場。明らかに戦争で身寄りのなくなったという背景だが、隊長(副団長)のノッポの松は、明智に敬語を使っていた。

 これ以降、二十面相の癖になってしまうコスプレが失笑のもとになってしまい、その印象しかなかったが、二十面相が誰に化けているかというフーダニットについては、これもその時代だからという大胆なもので、なるほどあざやか?である。

 元々著者の作品は、長篇でも200頁前後の長さしかないが、本作は独自計算の頁数で136頁と、中篇と称したほうがよさそうな短さで、暇つぶしに読んでもすぐに読み終わる。
少年探偵団全集〈5〉青銅の魔人 (昭和36年)Amazon書評・レビュー:少年探偵団全集〈5〉青銅の魔人 (昭和36年)より
B000JBPOLU



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