二十面相の呪い
- エジプト (71)
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明智に正体暴かれる前に自分から名乗っています。 かなり序盤でw パターンを崩すことも大事よね。 | ||||
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. 小学生のとき図書館から、手当たり次第に乱歩の「少年探偵団シリーズ」を借り出した時期があり、 友人の中には、このシリーズで「初めて厚い本1冊全部読んだ」というひとも たいへん多かったです。 とにかく、怪しい犯罪のにおいのする事件に小林少年と明智探偵が胸のすく解決をしてくれる・・・ 怖いもの見たさと、「最後は明智探偵がいる」安心感で、乱歩の作り出す小説の世界にはまり込みました。 友達と、「少年探偵の隠れ家」をつくって、「探偵道具」をひそかに隠していたことも懐かしいです。 乱歩の「少年探偵団シリーズ」は、少年向け読み物として不朽の名作と称してよいのではないでしょうか。 | ||||
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本を全然読まない小学生の我が子にしびれを切らし、私自身が幼いころにはまった江戸川乱歩シリーズを与えてみたら…初めこそは机の上に埃をのせて置いたままでしたが、帰省時にテレビも広告もない電車にローカル線に乗ったのをきっかけに夢中になって読書をし始めました。 それ以来、乱歩にはまり、本を自分から読むようになりました。私も、もう一度一緒になって読み返しているところです。 本当の傑作は時代を問わず面白い。 | ||||
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本作は,表題作と『黄金の虎』の二本立てとなっています。 表題作の『二十面相の呪い』は,大まかにいって三部構成からなっています。 第一部は,「古代エジプトの巻物」の争奪戦。 密室トリックに対する「読者への挑戦」とその「種明かし」いう形になっており,ジュブナイルの王道といったところです。 第二部は,「真珠のゾウ」の争奪戦。 第一部と同じパターンながら,小林少年を明智小五郎がフォローするといった場面がでてきます。 第三部は,「二十面相の隠れ家」での戦い。 ここでは,シリーズでお馴染みの「ポケット小僧」が活躍します。 もちろん最後は,明智側の勝利で幕を閉じます。 『黄金の虎』では二十面相は出て来ず,少年探偵団と自称「魔法博士」との知恵比べ(ゲーム)というストーリーになっています。 もっとも,ゲームという割には,小林少年はけっこう危険な目に遭っていますが…。 そして,やはり最後は小林少年を初めとする少年探偵団の勝利で終わります。 『二十面相の呪い』も『黄金の虎』も,おとなの目で見ればマンネリ化が目立つのですが,少年の目で見れば,純粋な謎解きとしてかなり読み応えがあると思います。 特に,前者は謎解きの醍醐味を,後者はそれに加えて冒険のスリルを味わえる展開となっています。 マンネリ・換骨奪胎・翻案などのマイナス点を割り引いても,やはり乱歩の筆致は読者を魅了して止まないと思うのです。 | ||||
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小学生時代、表題作よりも、併録の『黄金の虎』の方が、非常に印象に残った。 怪盗として活躍するよりも、良家の美少年をいじめて楽しむ方に情熱を傾けているかのような二十面相の姿には、もう飽きたと感じていた時に、全く違う展開の短編に接したので、それだけ印象に残ったのである。 そして、少年探偵モノを全て読んでしまい、他の同年代の推理小説ファンと同様に、江戸川乱歩編『世界短編傑作集』へと進んだ時、私は再び驚く事になった。 『黄金の虎』は、ジャック・フットレルの『十三号独房の問題』を、小林少年の活躍譚として翻案したものだったのだ! もっとも、だからと言って『黄金の虎』への評価は、変わらなかった。 | ||||
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