江戸川乱歩トリック論集



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    初公開日(参考)2024年10月
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    江戸川乱歩トリック論集 (中公文庫, え24-2)

    2024年10月21日 江戸川乱歩トリック論集 (中公文庫, え24-2)

    探偵小説にとってトリックとは何か? 戦後、江戸川乱歩は海外作品を渉猟し、「なぜ小説を書かぬ?」と揶揄されながらも、独自のトリック研究に没頭した。 物理トリックは本当に出尽くしたのか。これからのミステリが進むべき道とは……。 多くの追随者を生んだ、全推理ファン必読の名篇「類別トリック集成」、およびその随筆版として自身が編んだ『探偵小説の「謎」』。ほか、乱歩のトリック論を精選し、初めて一冊に。 巻末に、トリック研究の只中に行われた横溝正史との対談「探偵小説を語る」(1949)を付す。 さらに、乱歩没後、松本清張指揮のもと研究を引き継いだ中島河太郎・山村正夫による「トリック分類表」(1969)を書籍初収録。 「類別トリック集成」という伝説を乗り越え、来たるべき探偵小説を模索するための、文庫オリジナル。 『江戸川乱歩座談』(中公文庫)に続く生誕130年記念刊行。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.1:
    (5pt)

    この本の読みどころは「資料」の「トリック分類表」(乱歩著ではない)

    乱歩の「類別トリック集成」「探偵小説の謎」は労作であり日本の推理小説史上に輝く傑作である。
    この2作が収録された本書は、間違いなくミステリファン必携の書である。

    と書いては見たものの、お勧め出来るかというと「違うな」と答えるしかない。

    何故なら膨大な数の古典ミステリのトリックを分類した功績は大きいが、ほとんど全て、そのトリックを使用した元ネタの本をばらしているからである。
    いわば壮大な「ネタバレ本」である。

    本書が書かれた当時のミステリ出版事情から考えるとこうした方法も仕方ないと言えるが、今の古典ミステリ発掘ブームでは、本作を読まなければ楽しめたのにとがっかりする事は必須である。

    その点、資料として掲載されている「トリック分類表」(中島河太郎・山村正夫著)は「類別トリック集成」から「ネタ元」(作例)を別添とした様な作品の方が、まだましと言える(ここでも具体的に書きすぎてネタバレしそうだが)

    誰か、せっかくの労作「類別トリック集成」から元ネタが分からないように改定したバージョンを書いてくれないものだろうか。
    江戸川乱歩トリック論集 (中公文庫, え24-2)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩トリック論集 (中公文庫, え24-2)より
    4122075661



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