名探偵ガイド
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海外篇にオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン博士(思考機械)がいない! シャーロック・ホームズのライバルとされていた探偵なのに… 国内篇では、山田風太郎先生の茨木歓喜、坂口安吾先生の巨勢博士が選ばれていなかったのは残念でした。 倉知淳先生は猫丸先輩じゃないのか? | ||||
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海外編 思考機械がいない?何故? クリスティとカー、クイーンで二人ずつバランスをとったつもりだろうが、違和感あり。これは感覚的なものゆえ説明が難しいが… 国内編 これまた、奇怪至極。北山猛邦でエノが取り上げているが、音野順の方が良くはないだろうか。端的に言うと、探偵小説のエッセンスが取り入れてあるからだ。例えば、兄弟で探偵の才能があるとか、事件がクイーン的であるとか…、他にもあるがそれは読んでみての音野順を読んでみてのお楽しみ! 墨野隴人を取り上げているのには驚き‼️ ミステリーファンならご存じだろう。彼の正体である。同じ人物を取り上げるは如何なものか。他にも意図不明な項目沢山あり。 どうした、飯城勇三! | ||||
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一、あれこれ ◯『密室ミステリガイド』に続く、『名探偵ガイド』である。その間に『本格ミステリの構造解析』という478頁の分厚いハードカバーの高価本が出ている。 本書のはじめにによると、『本格ミステリの構造解析』の第一部奇想が総論で、『密室ミステリガイド』が各論、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理が総論で、本書が各論とのことである。 ◯総論と各論というのは、ちょっと違和感があるが、本書の名探偵は確かに、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理で展開される理念と論理と好みに従って選択され、評価されているようである。 ◯選ばれている名探偵は海外篇50人、国内篇100人で、『密室ミステリガイド』『本格ミステリの構造解析』と同様の傾向。 ◯名探偵のデビューの年から分類してみると、 海外篇 19世紀3人、20世紀戦前27人、20世紀戦後〜70年代13人、20世紀の80年代以後5人、21世紀2人。 国内篇 20世紀戦前4人、20世紀戦後〜70年代24人、20世紀の80年代以後36人、21世紀36人。 つまりは、1980年代以後にデビューした名探偵は、海外篇では50人中7人であるが、国内篇では100人中72人である。 二、私的感想 ◯海外篇は50人全員知っていた。全部読んだ。国内篇は42番目までは全員知っていたが、43番目以後は約8人しか知らなかった。(読んだことがあるかもしれないが、忘れてしまった)。知らない名探偵については読まなかったので、150人中100人分しか読んでいない(すみません)。 ◯読んだ分については、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理で展開された著者の理念論理好みによって、名探偵と作品が評価されているところが面白かった。 ◯特に面白かったのは、海外篇では、5ルパン、12ウィムジイ卿、14シェリンガム、18スペード、21ペリー・メイスン、27ピーター・ダルース、41コーデリア、国内篇では、2帆村荘六、5加賀美敬介、11応伯爵、24キャサリン、31伊集院大介、33氏家周一郎。 三、私的評価 ◯読んだ範囲では、☆☆☆☆。 四、蛇足 ◯出演作品が多く、作品評価の高いフロスト警部が選ばれていないのは、名探偵にはふさわしくないということかな?。 | ||||
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