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名探偵ガイド



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【この小説が収録されている参考書籍】
名探偵ガイド (星海社新書)

名探偵ガイドの評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

えっ!

海外篇にオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン博士(思考機械)がいない!
シャーロック・ホームズのライバルとされていた探偵なのに…
国内篇では、山田風太郎先生の茨木歓喜、坂口安吾先生の巨勢博士が選ばれていなかったのは残念でした。
倉知淳先生は猫丸先輩じゃないのか?
名探偵ガイド (星海社新書)Amazon書評・レビュー:名探偵ガイド (星海社新書)より
4065373751
No.2:
(1pt)

どうした、飯城勇三

海外編 思考機械がいない?何故?
クリスティとカー、クイーンで二人ずつバランスをとったつもりだろうが、違和感あり。これは感覚的なものゆえ説明が難しいが…
国内編 これまた、奇怪至極。北山猛邦でエノが取り上げているが、音野順の方が良くはないだろうか。端的に言うと、探偵小説のエッセンスが取り入れてあるからだ。例えば、兄弟で探偵の才能があるとか、事件がクイーン的であるとか…、他にもあるがそれは読んでみての音野順を読んでみてのお楽しみ!
墨野隴人を取り上げているのには驚き‼️
ミステリーファンならご存じだろう。彼の正体である。同じ人物を取り上げるは如何なものか。他にも意図不明な項目沢山あり。
どうした、飯城勇三!
名探偵ガイド (星海社新書)Amazon書評・レビュー:名探偵ガイド (星海社新書)より
4065373751
No.1:
(4pt)

『本格ミステリの構造解析』の第三部推理の各論である『名探偵ガイド』。

一、あれこれ
◯『密室ミステリガイド』に続く、『名探偵ガイド』である。その間に『本格ミステリの構造解析』という478頁の分厚いハードカバーの高価本が出ている。
本書のはじめにによると、『本格ミステリの構造解析』の第一部奇想が総論で、『密室ミステリガイド』が各論、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理が総論で、本書が各論とのことである。
◯総論と各論というのは、ちょっと違和感があるが、本書の名探偵は確かに、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理で展開される理念と論理と好みに従って選択され、評価されているようである。
◯選ばれている名探偵は海外篇50人、国内篇100人で、『密室ミステリガイド』『本格ミステリの構造解析』と同様の傾向。
◯名探偵のデビューの年から分類してみると、
海外篇
19世紀3人、20世紀戦前27人、20世紀戦後〜70年代13人、20世紀の80年代以後5人、21世紀2人。
国内篇
20世紀戦前4人、20世紀戦後〜70年代24人、20世紀の80年代以後36人、21世紀36人。
つまりは、1980年代以後にデビューした名探偵は、海外篇では50人中7人であるが、国内篇では100人中72人である。
二、私的感想
◯海外篇は50人全員知っていた。全部読んだ。国内篇は42番目までは全員知っていたが、43番目以後は約8人しか知らなかった。(読んだことがあるかもしれないが、忘れてしまった)。知らない名探偵については読まなかったので、150人中100人分しか読んでいない(すみません)。
◯読んだ分については、『本格ミステリの構造解析』の第三部推理で展開された著者の理念論理好みによって、名探偵と作品が評価されているところが面白かった。
◯特に面白かったのは、海外篇では、5ルパン、12ウィムジイ卿、14シェリンガム、18スペード、21ペリー・メイスン、27ピーター・ダルース、41コーデリア、国内篇では、2帆村荘六、5加賀美敬介、11応伯爵、24キャサリン、31伊集院大介、33氏家周一郎。
三、私的評価
◯読んだ範囲では、☆☆☆☆。
四、蛇足
◯出演作品が多く、作品評価の高いフロスト警部が選ばれていないのは、名探偵にはふさわしくないということかな?。
名探偵ガイド (星海社新書)Amazon書評・レビュー:名探偵ガイド (星海社新書)より
4065373751

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