(短編集)
蠅男: 名探偵帆村荘六の事件簿2
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帆村壮六の事件簿2。1が面白かったので買ったが、どうもいかんなあ。 表題作(長編)は1に収録された「俘囚」の長編化なので、核心のネタをすでに知っている。 序盤は大阪や宝塚が舞台になる。戦前の繁華街や遊園地の描写が興味深い。 でもなあ、最小人間というのは長編にするアイデアではないだろう。 短編なら呆れつつバカミスとして評価できても、長々と読むのは辛いものがある。 で、ショートフィルムは結局なんだったのか。ほかの短編のうち三本は語る気がしない。 「断層顔」は未来(昭和52年)における帆村の活躍を描く。 サイボーグ化による延命や火星探検が一般的になっている。SF犯罪小説だ。 ひどい話なのだが、馬鹿らしすぎて妙な可笑しさがある。人に勧めたいのは本作だけだ。 | ||||
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名探偵帆村荘六シリーズが全作品読みたい。 それくらい面白い。 昭和初期の作品なのに古びた感じがしないのもよい。 表題作の「蠅男」は長編で、乱歩の明智作品っぽい、 活劇あり、推理ありの作品だ。 本家乱歩を超えているようにも思う。 結構血なまぐさいストーリーだが、 登場人物のべたべたな関西弁がユーモアの要素を添えている。 それにしても、海野は「縮小人間」ネタが好きなのだな。 人口爆発に対する恐れでもあるのだろうか。 | ||||
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