■スポンサードリンク


(短編集)

蠅男: 名探偵帆村荘六の事件簿2



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
蝿男 (名探偵帆村荘六の事件簿2) (創元推理文庫)

蠅男: 名探偵帆村荘六の事件簿2の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

帆村ものの長編は読みづらい

帆村壮六の事件簿2。1が面白かったので買ったが、どうもいかんなあ。
表題作(長編)は1に収録された「俘囚」の長編化なので、核心のネタをすでに知っている。
序盤は大阪や宝塚が舞台になる。戦前の繁華街や遊園地の描写が興味深い。
でもなあ、最小人間というのは長編にするアイデアではないだろう。
短編なら呆れつつバカミスとして評価できても、長々と読むのは辛いものがある。
で、ショートフィルムは結局なんだったのか。ほかの短編のうち三本は語る気がしない。
「断層顔」は未来(昭和52年)における帆村の活躍を描く。
サイボーグ化による延命や火星探検が一般的になっている。SF犯罪小説だ。
ひどい話なのだが、馬鹿らしすぎて妙な可笑しさがある。人に勧めたいのは本作だけだ。
蝿男 (名探偵帆村荘六の事件簿2) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:蝿男 (名探偵帆村荘六の事件簿2) (創元推理文庫)より
4488446132
No.1:
(5pt)

名探偵帆村荘六再登場

名探偵帆村荘六シリーズが全作品読みたい。
それくらい面白い。
昭和初期の作品なのに古びた感じがしないのもよい。
表題作の「蠅男」は長編で、乱歩の明智作品っぽい、
活劇あり、推理ありの作品だ。
本家乱歩を超えているようにも思う。
結構血なまぐさいストーリーだが、
登場人物のべたべたな関西弁がユーモアの要素を添えている。
それにしても、海野は「縮小人間」ネタが好きなのだな。
人口爆発に対する恐れでもあるのだろうか。
蝿男 (名探偵帆村荘六の事件簿2) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:蝿男 (名探偵帆村荘六の事件簿2) (創元推理文庫)より
4488446132

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!