(アンソロジー)
電話ミステリー倶楽部
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
電話ミステリー倶楽部の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
財団法人光文文化財団が創設したミステリー文学資料館の編集によるミステリー短編集。中身の濃い一冊だと思います。お手元に是非どうぞ。 一部ですが、ネタバレにならない程度にご紹介します。 「幸福通信」(阿刀田高) 幸せ?をもたらす真夜中にかかってくる電話には、ある秘密があった。目的達成? 「ダイヤル7」(泡坂妻夫) 「問題編」だけからでは犯人を当てるのは少し難解。 「電話」(高橋克彦) かけ直すことができるとすれば、それは幸せそれとも不幸せ? 短いが一番心に残る作品。 「識者の意見」(清水義範) 電話版タイムマシンで有名人に意見を聞く。未来の有名人は無理ですよね。 笑い話に類するのですが、好きな設定です。 「電話」(吉行淳之介) 吉行淳之介の名前を懐かしく思いながら読みました。でもパブロフの犬を出してしまうと何でもあり。 「留守番電話」(笠井潔) 30代半ばを過ぎた一人暮らしの女が、寂しさのあまり買った留守番電話がもたらしたものは? その他、掲載順に 「笹島局九九〇九番」(鮎川哲也)、「糸ノコとジグザク」(島田荘司)、「電話だけが知っている」(岡嶋二人)、「偽装の回路」(山村美沙)、「猪鹿蝶」(久生十蘭)、「十一台の携帯電話」(中井紀夫)、「偶然」(折原一) 新保博久氏による「解説」に全作品についての裏話的な解説が載せられ興味深いです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|