ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐I
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ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iの総合評価:
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2012年に出た単行本の文庫化。 「サキソフォンに棲む狐」シリーズの第一巻。4話が収められている。 「永見緋色太郎」シリーズのスピンオフのような作品だ。同じテーマを似たようなノリで書いているが、また違った味わいがあっておもしろい。 サキソフォンやジャズについての知識が亡くても、そのすごさや奥深さが伝わってきて楽しい。 音楽小説であって、ミステリの要素は控えめ。 | ||||
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内容的には家庭内のドロドロな部分や主人公の日常生活の中で成長する過程、そして色々な掛け合いがとても面白い。 続きが早く読みたくなる。自分は影響されやすいので、アルトサックスや楽器を演奏してみたい気持ちにさせてくれる本です。是非読んでみてください。 | ||||
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……こんな部活だったらすぐに退部しているだろうし、こんな家庭だったら既に家出してるな(笑)。当たって砕けろ、けどそれなりに考えは持っているテンコの人生模索。/ミステリーとしては上々、更にびっくりさせる展開多め。何よりもクダギツネのチコが面白いし可愛い。/純粋に音楽が好きな人にオススメするのは……ちょっと躊躇う。 | ||||
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サックスプレイヤーを主人公にした小説はそう多くはない。田中啓文の永見緋太郎シリーズ、栗本薫の矢代俊一シリーズ、奥泉光「虫樹音楽集」、福田和代「碧空のカノン」くらいが思いつくが、田中啓文はその中で最もサックスという楽器をを知っている作者だろう。栗本の専門はピアノ、奥泉はフルートで、福田はまだサックス初心者だ。だから、永見緋太郎シリーズは貴重だし、内容もそれなりに充実している。それで新たな永見シリーズ(今度は永見典子)が登場したとあって期待したが、ちょっと首をかしげた。なるほどサックス、あるいはジャズに関わる部分はリアリティ満点だ。それに比べ、ストーリーがなんと他愛なさすぎることか。まだ緋太郎シリーズのほうが工夫があった。ちょっとこれでは読み続けることは困難だ。第2巻に続くようだが、恐らくもう手に取ることはないだろう。 | ||||
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永見緋太郎の事件簿シリーズの作者が、まさか吹奏楽にチャレンジとは想像もしなかった。 一応解説を見ると種明かしもしてあるのでなるほどと思ったが、いわゆるコン厨の生態(悪い意味で言ってるつもりはないがw)も かなりリアルに描かれている。 ただ、作者としてはまじめに吹奏楽を取り上げるという意欲はわかるのだが、最後まで読むとやはり多少の居心地の悪さは感じているのかもしれない気がする。 回収されていない謎といい、今後の展開が読めないラストといい、次はどうなるかという期待は満点だが、吹奏楽路線にどこまで乗っていられるかには ちょっと疑問符がつくだろう。 とはいえ、とりあえず吹奏楽ファンおよび「永見」緋太郎シリーズの読者には必読、ということだけは申し上げておきたいと思う。 | ||||
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