ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐I



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.80pt ( 5max) / 5件

楽天平均点

3.00pt ( 5max) / 7件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2012年09月
分類

長編小説

閲覧回数1,085回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐I

2012年09月15日 ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐I

永見典子は須賀瀬高校一年生。吹奏楽部でアルトサックスを吹いている。父・光太郎は二年前に新宿で不審な死を遂げ、母の瑤子と二人暮らしだ。彼女の行動に異常に口出しする母に、反発する典子。そんな典子の秘密の親友は、彼女のサックスに棲みつくクダギツネのチコだ。譜面が絶対で、部員に命令を強制する顧問の高垣、いやな先輩・柿沢、厳しい練習、理不尽な説教、でも典子は仲間たちとレギュラー・オーディションやコンテストの準備に部活を頑張っていた。ところが、そんな吹奏楽部に、不思議で不吉なトラブルが次々に起こる。典子はチコの力を借りながら、トラブルを解決していく。一方、典子は父の最期の様子を知ろうと新宿に行き、ふと入ったライヴハウスでミュージシャン・坂木新のステージを観る。力強くさまざまなものを自由に表現するその演奏に強い衝撃を受け、典子は未知の音楽の魅力に導かれていく…。事件に、人に、音楽に、出会い、ぶつかり、悩みながら進む少女を描く連作小説。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iの総合評価:7.60/10点レビュー 5件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

成長と挫折

2012年に出た単行本の文庫化。
 「サキソフォンに棲む狐」シリーズの第一巻。4話が収められている。
 「永見緋色太郎」シリーズのスピンオフのような作品だ。同じテーマを似たようなノリで書いているが、また違った味わいがあっておもしろい。
 サキソフォンやジャズについての知識が亡くても、そのすごさや奥深さが伝わってきて楽しい。
音楽小説であって、ミステリの要素は控えめ。
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐IAmazon書評・レビュー:ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iより
4334928463
No.4:
(5pt)

展開の掛け合いが非常に面白い

内容的には家庭内のドロドロな部分や主人公の日常生活の中で成長する過程、そして色々な掛け合いがとても面白い。
続きが早く読みたくなる。自分は影響されやすいので、アルトサックスや楽器を演奏してみたい気持ちにさせてくれる本です。是非読んでみてください。
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐IAmazon書評・レビュー:ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iより
4334928463
No.3:
(4pt)

結論、チコが可愛い

……こんな部活だったらすぐに退部しているだろうし、こんな家庭だったら既に家出してるな(笑)。当たって砕けろ、けどそれなりに考えは持っているテンコの人生模索。/ミステリーとしては上々、更にびっくりさせる展開多め。何よりもクダギツネのチコが面白いし可愛い。/純粋に音楽が好きな人にオススメするのは……ちょっと躊躇う。
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐IAmazon書評・レビュー:ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iより
4334928463
No.2:
(2pt)

サックス部分はいいのに

サックスプレイヤーを主人公にした小説はそう多くはない。田中啓文の永見緋太郎シリーズ、栗本薫の矢代俊一シリーズ、奥泉光「虫樹音楽集」、福田和代「碧空のカノン」くらいが思いつくが、田中啓文はその中で最もサックスという楽器をを知っている作者だろう。栗本の専門はピアノ、奥泉はフルートで、福田はまだサックス初心者だ。だから、永見緋太郎シリーズは貴重だし、内容もそれなりに充実している。それで新たな永見シリーズ(今度は永見典子)が登場したとあって期待したが、ちょっと首をかしげた。なるほどサックス、あるいはジャズに関わる部分はリアリティ満点だ。それに比べ、ストーリーがなんと他愛なさすぎることか。まだ緋太郎シリーズのほうが工夫があった。ちょっとこれでは読み続けることは困難だ。第2巻に続くようだが、恐らくもう手に取ることはないだろう。
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐IAmazon書評・レビュー:ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iより
4334928463
No.1:
(4pt)

まさか吹奏楽とは・・・

永見緋太郎の事件簿シリーズの作者が、まさか吹奏楽にチャレンジとは想像もしなかった。
一応解説を見ると種明かしもしてあるのでなるほどと思ったが、いわゆるコン厨の生態(悪い意味で言ってるつもりはないがw)も
かなりリアルに描かれている。
ただ、作者としてはまじめに吹奏楽を取り上げるという意欲はわかるのだが、最後まで読むとやはり多少の居心地の悪さは感じているのかもしれない気がする。
回収されていない謎といい、今後の展開が読めないラストといい、次はどうなるかという期待は満点だが、吹奏楽路線にどこまで乗っていられるかには
ちょっと疑問符がつくだろう。

とはいえ、とりあえず吹奏楽ファンおよび「永見」緋太郎シリーズの読者には必読、ということだけは申し上げておきたいと思う。
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐IAmazon書評・レビュー:ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iより
4334928463



その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク