(短編集)
落下する緑
- 連作短編集 (229)
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天才サックスプレーヤーを探偵役にした連作短編集で、ジャズはビバップ辺りまでしか聞かない私でも雰囲気は楽しめた。ただミステリとしては弱く表題作を始めとしてトリック的なものはすぐに分かってしまうものが多い。一番良いと思ったのは「遊泳する青」でこれもトリック的なものはすぐに分かるが最後にやられた。次点は「砕けちる褐色」、ストラディバリウスなどの弦楽器が経年変化で音が良くなるのは共鳴する胴部分が硬質化するから(硬質化がピークに達すると以後は劣化する)と言われており、作中の部分の描かれたような変化で音が良くなるとは考えにくいのだが、アイディアとしては面白い。 | ||||
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グラシン紙できれいに包装されていて、満足です。 | ||||
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駄洒落小説の大家らしからぬデビュー作。誰に見せても恥ずかしくないまともな作品を書いていたとは思わなかったが、決して凡庸ではなく、ジャズ愛に溢れた熱いエンタメ作である。若き天才テナーサックス奏者が探偵役だが、連作に共通した要素としてわかり易い悪者を配して勧善懲悪で書いている事が挙げられる。これも田中啓文らしからぬ事ではあるが、エンタメ作として後味の良い作品になっていると思う。又1カ所だけくだらない脱力系の駄洒落があってオイオイと思ったが、探してみるのも一興か。私のように全く関心のない人間でも、ジャズを聞いてみようかと思わせる作品でもあった。 | ||||
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普段、あまり本を読まないのですが、「落下する緑」と「真鍮の虫」をネットで買って 一気読みしました。 特に「ー緑」からは、著者の 人間と音楽と落語 に対する愛が伝わってきました。 推理ものって割と好きなんですけど、人間の悪いところとか、悲しいところ、どうしようもないところを抉る内容になりがちなので、余韻が重いのがどうもね。 この本は読後感 さわやかです。 | ||||
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この作品探してました。状態もよくてありがたかったです。また、何かありましたら、よろしくお願いします。 | ||||
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