オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男
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オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男の総合評価:
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もうひとつのオニマル二巻シリーズを、つい表紙買いしてしまった後で、その前のシリーズがあることに気づいてこちらを先に読んだのですが。 ハリウッド署帰りのハーフのイケメンエリート刑事、表紙では吸血鬼のようだし、あまりにチープな設定。 オニマルの方がまだマシだけど、なんかすっきりしない。 事件もとりとめない。一話目がまあマシかなあという程度。 周りの関係者もパッとしない。 なんか背骨のないぐだぐだした本だったという印象。 表紙買いしちゃった未読の本がマシであることを祈るばかり。 | ||||
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作者らしい奇想天外な設定で煙に巻くキャラミス。警視庁が移転するきっかけになった事件からして無理矢理の力技で、しれっとこんな設定を書いてしまうのが田中啓文らしい。そしてアメリカ帰りの美形ハーフな陰陽師と、正体を隠してうだつの上がらぬ刑事を演じてる鬼がコンビを組むと言う、困難極まりない着想で小説に仕上げてしまったのが凄い。まともな作者なら匙を投げそうだけど、読み手の方はそんな苦労は置いて単純に楽しめば良いから気楽だ。 オカルト要素が強いのでまともな推理は許されないが、展開が早く次々に怪事件が起きて飽きさせない。鬼丸のダメ刑事ぶりとベニーの優秀さが対比されるべきだが、その辺のキャラ造形の書き込みが不足気味なのが残念な点。ホラーには違いないが、軽妙な筆致で読むのが楽。エンタメ性は高いと思う。ぶっ飛んだ設定が許せる人にはオススメ。 | ||||
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物の怪がいる世界―。 正体が”鬼” であることを隠し”さえない風貌の刑事”をしている鬼丸と、陰陽師の芳垣警部のバディもの推理ドラマです。 物の怪の仕業と思われる怪奇な事件を捜査するが、結局人間の仕業であることがわかる、という短編が3つ収められています。 推理・ミステリーとしてはやや強引なところがあって、若干こじつけ感がある気もしますが、二転三転と事件が展開するのでさくさく読めます。また、オカルト要素が強く、特に、鬼丸が、物の怪仲間と集まるバーで密談する様子など、楽しく読めました。 ほぼ鬼丸と芳垣だけで話が進んで行きますが、二巻以降は、鬼丸以外の物の怪たちの登場・活躍に期待したいところです。人間を相手にしているだけだと、芳垣の陰陽師要素はほとんど活かされないですし・・。 | ||||
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2001年に講談社ノベルスから出た『鬼の探偵小説』の改題・文庫化。 もともと4篇から構成されていたのだが、本書ではそのうち「鬼と呼ばれた男」「女神が殺した」「犬の首」の3篇のみが収められている。 十数年を経てシリーズとして復活することになり、「蜘蛛の絨毯」は次巻『結界の密室』に入り、さらに第3巻『鬼刑事VS殺人鬼』もすでに出版されているようだ。 懐かしい作品で、印象深い一冊だっただけに、物語が再開されるのは嬉しい。 伝奇風のミステリで、終盤のどんでん返しの連続が楽しい。 | ||||
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ホラー文庫だし、もっとオドロオドロしいのかと思いましたが、わりとコミカルな部分も多かったです。 アメリカ帰りのベニー芳垣刑事がどれくらい有能なのかと思ったら、「有能」と書かれるばかりで、実際に有能なシーンは少なくて、むしろ鬼丸刑事にスルーされる三枚目になっている感じですが、個人的にはそこが気に入りました。 JET氏の絵でコミックにしたら、かなりハマりそう。 1冊めでは、「妖怪は悪い奴らで、退治すべき!」という垂直型思考のベニー芳垣が、鬼丸刑事との付き合いで、変わるのか変わらないのかが楽しみです。 | ||||
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