青矢先輩と私の探偵部活動
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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 | 2020年12月18日 青矢先輩と私の探偵部活動 (集英社文庫) かつて母が在籍した「探偵部」に入部するために東京へ越してきた美玖。しかし探偵部はすでに廃部になっていた。探偵部復活を目指して活動する中で、美玖は天才高校生・青矢と出会う。女子禁制の超進学校に通う青矢の命令で、会う時はいつも男装。それでも美玖は青矢の探偵としての才能に惹かれていく。男装少女と孤高の天才が立ち向かう、不可解な謎たち。凸凹コンビの探偵部活動がいま始まる!(「BOOK」データベースより) |
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| 第一話：どこどこに行けば、だれだれと出会えれば、なになにがあれば、きっと、わたしのテンション爆あがり？ そんなわけないじゃん！ 目的と手段を混同してませんか？ 欲しいものが手に入らなければ、不幸とか、思考がおわってる！！ 道は一本ではないんだよね。 つくづく、『運』も『学』も足りへんけど、行動力だけは、めっさあるね。 おかげで、自意識過剰気味なイケメンと、お尻合いに。 探偵ごっこの相棒に、彼氏？ゲッツ、やりましたね。 オメでと～。 第二話：座して待っていても、おいしいネタはやってきませんで。 自ら探し求める努力は必要。 まぁ～、お嬢ひとりでは解決できへんで、イタいインテリ君の力が頼みだけどね。 事件解決で、チョイとドキドキしてる場合じゃなくて？ 盗撮かよ！？ 下衆だね～、金よりも、女子の困惑したツラ見たいなんて、困ったちゃん発見。 もうちいと頭つかってみたら、もっと違う世界の扉が開けるんだけどね。 第三話：自分たちの行動が、誰のためなのか？ どんな結末を引き寄せるのか？ 言動の結果に責任を持てるのか？ 探偵気どりもいいけどさ。 生徒にイジられた復讐に、事実をもみ消そうとする、管理職に意趣返し？のために、自作自演かよ！ まぁ、自暴自棄から自死を選択するのはいいけど、あんま他人に迷惑かけんなよ！ 第四話：おバカなのは誰？ 速攻でバレる計画を立案する奴？ そこに安易に賛成し、不正なる裏金にニマニマする奴？ そのヤバイ案件に飛びついて、即バレする奴？ 自分らのプライド守るために、学生にガチギレする奴？ いやぁ～、全員じゃねぇ！ 女子との接触禁止規定を有名無実とし、もはややりたい放題。 まったくバレないことがあるのか？ 学生が集まるとこで、おおっぴらに会ってるのにさ。 第五話：えっ？ ニートの僕ちゃんでも、いつでも、なりたい自分になれるの？ そんな力も資格めあるんですか？ マジで！？ 未来も明るいじゃん。 危うく隠密行動バレちゃうとこでしたね。 当然といえば当然。 男子になりきってなしね。 っていうかさ、気がひきしまるからって、夏でも、制服上着着るの？ 完全にイッテる人扱いされるよ。 もうお互いに会いたい気持ちが、ダダもれで、痛々しい話ですね。 | ||||
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