創薬探偵から祝福を
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難病の患者から大金を受け取って新薬を創り出すという創薬チームの遠藤宗史と薬師寺千佳。二人は眠ったままの遠藤の婚約者で千佳の姉の姫子を救うために、この仕事を請け負っていたのだ。次々と難病を救っていくのだが、いったいこんなに上手くいくものだろうか。遠藤が化学合成の天才というが、こんな人は実際にいる?ぜひともこのチームに新型コロナを治癒する新薬を創って欲しいものだ。 人物の描き方も話の進め方も上手くて、ぐいぐい読まされるが、最後がちょっと無理やり感があるかな。 | ||||
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5話からなる短編集。 珍しい病気には、薬がないことが多い。少ない患者のために薬をつくり、保管していくのは、金銭的にも研究的にも引き合わないからだ。 しかし、そこのところに目を付けると、斬新なミステリができあがる。アフリカの奇病に挑戦したり、骨に棘ができてしまう難病に立ち向かったり、脳神経の再生にとりくんだり。 病気の原因を推定し、解決法を探していくあたりが立派なミステリとして成立しているのだ。 また病気そのものが目を引くし、iPS細胞といった話題性も盛りこまれている。 医療ミステリとしてよくできていると思った。 | ||||
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超希少疾患(世界に1人~数人しか患者がいない)に対し、通常の臨床試験などの手続きをすっ飛ばして薬を創り、患者に投与できる制度が実現した世界の物語。それでも普通は十年前後かかる創薬を数週間で終わらせ患者に投与までしてしまうのはいくら何でも速すぎではと思わなくもないですが、そこさえ受け入れられれば、他は割とリアルに描かれていると思いました。実在の薬や、エボラウイルス・iPS細胞などのタイムリーな話題、また架空の名前の薬であっても「あ、これは実在するあの薬のことを言っているな」と分かるような記述もあり、医療や創薬に関する知識のある人は楽しく読めるのではないでしょうか。 『創薬探偵』というタイトルが疑問なのと(探偵ものではないと思います)、筆者は化学専攻だからか生物系の記述にやや不正確な点があるところ、筆者の他の作品と同じような能力を持つ登場人物が出てくるにもかかわらず名前が異なることは少々疑問でしたが、それでも、全編楽しみながら読むことができました。創薬研究者でありながら小説家という稀有な筆者ですので、今後も、創薬や医療に関する作品を書き続けていってほしいと思います。 | ||||
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薬関係の仕事をしていることかは気になり 購入しましたが、面白いです。 もう少し掘り下げて欲しいと思う所も多々ありましたが、1話1話きれいにまとまってて読みやすいです。 専門的な内容もありますが、それよりなにより登場人物がいい。 愛着がわきました。 第2弾出てほしいな。 早く続きをよみたい!! | ||||
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連作短編集です。 面白かった。 あえて内容には触れませんが、第2弾を希望します。 ぜひシリーズ化をお願いします。 お勧めです。 | ||||
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