錬金術師の消失
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*最初に前作のトリックについて若干触れています。 前作の続きということで読ませて頂きました。世界観に興味を感じて読んでいたものの、実は最初トリックについては期待していませんでした。 というのは、前作の犯行もやはりこの世界に存在する「錬金術」を利用したトリックが使用されていました。 ただそれは「犯人は出入り不可能な密室からどう侵入したのか」という謎について、「錬金術を使って〇〇が〇〇になって、〇〇して脱出すれば良いじゃないか」という、「確かにロジックは伴っているし(錬金術ミステリーだし)、それで解決はするけど、推理としてはなー」という代物でした。 もちろんそうした虚構の枠組みを舞台装置にした「トリック」を好む方もいらっしゃいますから、それを一概には悪いとは言えませんが……。自分としては若干残念さが残るものでした。 それに対して今回の話ではやはり「錬金術」というファンタジーが用いられてはいるものの、ダミーの解決についても真実のトリックについても、その錬金術によって物理的な仕掛けを施した上で成立する、ギミックが創り出されています。 そこが王道の推理小説として作者様が挑んでいると感じられました。 | ||||
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前作も好きだったので続編も読んでみることに。 キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。 | ||||
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表示されていた通り綺麗でした。 ありがとうございました。 | ||||
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ファンタジーとミステリの融合と言えば個人的には北山猛邦が浮かぶが、ファンタジー世界を舞台にしても何でもアリにせず、 むしろ対極で硬派な物理トリックをかましたのが北山猛邦が受けた要因の一つだと思うが、 トンデモトリックを仕掛けるためにファンタジー世界を選んだという感じの北山と比べ、 この作品の場合はファンタジー(ラノベ的な)の世界観ががっつり基礎にあって、 その上にトリックがあるという感じ。 何でもアリかというと、境界線上か、ギリギリ物理トリック側か。 この辺は北山猛邦と似た感じだが、シリーズ物なので仕方ないのかもしれないが、 これだけ世界観が作り込まれているならむしろもう少し大トリックを期待したくなる。 とはいえメイントリック以外にも色々「意外な事実」的アイデアが投じられているし、解決も一筋縄では終わらない。 ミステリ作品で錬金術師が登場するというのは考えてみれば物理トリックかましますという宣言のようなもので、 過去作を踏襲した上で洗練され、中途半端なミステリジャンルということはない。 序盤はカッチリした設定の説明とキャラクター描写にかなりの部分割かれる。 なので反比例してミステリとしてクローズド・サークルの緊張感は下がってしまったように思うが、そこは好みか。 ただラストはストーリー的に世界がより広がりそうな次作にかなり期待させる終わり方をする。 一つ大きな不満なのは、キャラの名前がいくらなんでも複雑すぎないか?(全員じゃないが) とっかかりが無さすぎて、音としても特徴がなく、結局ちゃんと把握するのは諦めた。 | ||||
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ナンバリングはされてませんが2巻に当たります。 ギミックだらけの塔、外出出来ない程の暴風雨、いがみ合う宿泊者達とこれで殺人が起きない方が不思議というお誂え向きのシチュエーション。 塔のギミックはミステリー好きならある意味メジャーですが、そこに錬金術という魔法が加わるので前巻同様にある程度無理矢理感はあります。 他の方がおっしゃっているように、ラストは必読。 それももちろんメジャーなラストですが、それまで「そういうこと」を全く示唆していなかったので驚きです。 続刊期待してます。 | ||||
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