(短編集)
放課後の嘘つきたち
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人間の多面性をテーマにしたミステリです。謎を解いて関係者全員がハッピーになるというエピソードは一つもなく、真実を見つけ出すことで、必ず誰かが傷つきます。それなのに、読後は暗い気持ちにはならず、ひとすくいの希望が残る、不思議な作風でした。推理パートは見事です。特に『ワンラウンド・カフェ』は、近年のいわゆる「日常の謎」ジャンルのなかで白眉の出来かと。 | ||||
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3人の高校生の悩み多き青春を4つの短編仕立てで一気に読ませる好著。臨場感ある学園モノのライト感と、ディテール一つ一つの重たさ深刻さが心地良いバランスを保っていて、読後感の爽やかさは秀逸だ。青春時代がはるか昔の読者にさえ彼らの抱えるもどかしさや無念さがリアルにせまってくるのは、テンポよく畳みかけてくる文章力とディテールの巧さだろう。誰もがかつて一度は通過した十代特有の迷いや惑いが、宝石のように煌めいて懐かしく愛しく思える一冊だ。『ジャナ研』シリーズでデビューして3年、若い著者の成長ぶりが気持ちいい新作です! | ||||
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『ジャナ研の憂鬱な事件簿』著者の新作。高校生たちが謎を解く中できちんと人の心に向き合う、ストーリーの青春パートと謎解きが有機的に絡み合った内容でした。2人の探偵役がそれぞれ違う視点から事件を見ることによって、解決に厚みが出ているのが特徴的。週刊文春でミステリ評論家の千街晶之氏が褒めていたが、まさに著者の出世作だと思います。 | ||||
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発売日の翌日に購入し、読み始めると止まらず一気に読了してしまいました。 著者の酒井田寛太郎の前作である「ジャナ研」シリーズは一応全てに目を通しておりまして、 新作となる今作の発刊をかねがね待っておりました。 結論から言いますと、今作は最高の出来だと思います。 ネタバレになるので詳しい物語のスジは明かすことはできませんが、レビュータイトルにもあるように、 これは希望の物語です。 主人公を始め、登場人物たちは一言では言い表せぬような暗い過去をかかえています。 いまはどうにかその過去と折り合いをつけながら暮らしているのですが、 生活のなかで過去のトラウマが少しずつ顔を出し、それと向き合わざるを得なくなっていきます。 最終章ではそれが如実に現れ、主人公は決断を迫られます。 そしてエピローグではきれいな決着とはいきませんが、希望のある終わりを見せてくれます。 | ||||
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1章目からグダグダ長いしオチも弱すぎてこれが最終章まで続くのかと思うとウンザリ感。 最終的に「まぁこの手の小説ならこのオチ(この人が実は犯人)だよな。」で終わる。 一応綺麗にエピローグで纏めていますけどそれも蛇足に過ぎない。 | ||||
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