ジャナ研の憂鬱な事件簿2
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2巻読了。 読み終わるまで、五日間ほどかかりました。 単に私の読む速度が遅いだけですが、文章を読み進める度、思わず手を止めて色々と考え事をしてしまいました。 それはこの『ジャナ研』シリーズが、読者に考えさせるテーマを扱っているからだと思います。 さて、無事に2巻を読み終えまして、 結論から言いますと、今巻はライトノベルの中でも「傑作」のレベルに食い込んでいると思います。 特に『キマイラの短い夢』は「古典部シリーズ」の『いまさら翼といわれても』と同じくらい、心にグサッときます。 具体的にはネタバレになってしまいますので言えませんが、とにかく凄いです。 昔から「勝者と同じくして敗者も存在する」とよく言われますが、その敗者の心情をここまで事細かに描いた小説は、ライトノベルではちょっと見たことがありません。 何で現時点(2018.08.01)では、こんなに評価が低いのか、私にはわかりません。(星三つ半) ほかの方のレビューを見ると、スケジュール管理の粗が目立って集中できないという主張があります。 しかし考えてみれば、ライトノベルとはそういうものでありまして、ある種お約束みたいなものです。 そもそもライトノベルの読書量が多い人間からすれば、それほど気になるものではありません。 ですが、的を射ていることを言う方もいます。 「作中では主人公が散々頭が切れるとされているのに、ちょっとしたミスを見逃してしまう」 私もこの意見には賛成です。 確かにストーリーを進めていく都合上、主人公には触らされるわけにはいかない情報があります。 そしてそこに違和感を持つは仕方のないことだと思います。 ですので、そこは何とか改善してほしいと思います。(このレビューを書いているのは、四巻発売直前なのですが……) とにかく、私のおすすめには変わりません。 あとミステリ好きの方にはちょっと謎が軽く感じられるかもしれません。トリックや世界観に大胆さがなく、所謂「本格ミステリ」や「新本格」が好きな方にはうーんという感じです。 社会派ミステリというわけでもないのです。 どちらかと言えば、この作品は謎そのものではなく、謎を解く過程に価値があると思います。 というわけで読み進めようと思いますが、どうか打ち切られませんように。 | ||||
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探偵役となる主人公の推理力、洞察力の無さが目立つ。 過去の事件の再調査ということで、過去の推理が完璧でないのは仕方がないのですが、 それにしても簡単な、少し考えれば気づく点をいくつか見落としている。 物語中で、実はすごい人、として扱われている主人公がこうも読者以下だと興ざめ。 | ||||
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1巻は正直低空飛行だったが、キャラクターたちに馴染んだということを差し置いても、2巻で20倍くらい完成度が増している。 杉井光や米澤穂信が描くような「真実を暴いても不幸にしかならない」というテーマが1巻とは比にならないくらい濃く、かつ物語的にも面白く描かれている。 また、ミステリとしての連度もかなり高くなっている。最初にほとんどの内容を提示しそこから推測を重ねていく流れは、読者に真実を想像させつつ、かつラストに更なるスパイスが効いて喉の奥に苦しさを滲ませる。 1巻を読んでいまいちに感じていた人にも是非読んでほしいし、2巻を読むために1巻を購入してほしいとすら勧めたい、近年希に見る傑作ミステリラノベだった。 ライトノベルなのにキャラクターのことを一向に好きになれないのは難アリですが。関係が淡白だからですかね | ||||
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シリーズ化が決まっているのか2巻で主人公のトラウマ回想巻という冒険。某シリーズの主人公に武道させて、新聞を毎週出す熱意を持たせた感じの俺TUEE主人公。これは2巻以降は集まったヒロイン達に次々惚れられて囲まれる俺SUGEEラノベ展開になるかと思いきや、前巻同様、某シリーズ同様、後味の悪い結末の謎解き3編のみ。流石ガガガ文庫。今風に流行りに流されない態度が素敵。でもじゃあ一般作品じゃなくラノベで出す意義は?推理事態は面白いのですが、学生で格闘技習いながら、あちこち調査に行って、週刊新聞を発行するのは超人過ぎるだろう主人公。これだけはどうにも納得いかない。たった2人で新聞を週刊って…死ぬよ。 | ||||
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