ジャナ研の憂鬱な事件簿2
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あらすじ
爽やかな筆致で贈る日常系ミステリー! 軽音部の歌姫を付け狙うストーカーを撃退するため、ライブ会場に張り込んだ啓介たち。警備体制は完璧だったはずなのに、ストーカーはひそかにライブ会場へと侵入していた……彼は一体どうやって鉄壁の警備をかいくぐった?そして会場内に残された真冬たちの安否は? 人質をとってナイフ振り回うストーカー相手に、啓介の策略と推理が冴える。(「耳なし芳一の夜」) ユリの姉は、容姿に恵まれたテレビ局の新人アナウンサーである。そんな彼女のもとに、ある日奇妙な手紙が届いた。啓介はユリに頼まれて、その手紙の送り主の本当の意図を突き止めるため推理を始める。そして周囲の力を借りながら辿り着いた真実は、暗く、救いようのないものだった……(「手紙」) とある放課後にジャナ研を訪れてきた、一人の女子生徒。彼女こそ、かつて啓介が脚本盗作事件の犯人として糾弾した島原祐樹の実の妹だった。彼女の言葉をきっかけに、啓介は『キマイラの短い夢』という演劇作品をめぐる騒動の再調査を決意する。そして当時の関係者に話を聞くなかで、意外な新事実が判明する……(「キマイラの短い夢」) 青春の光と影と謎をめぐる、日常系ミステリー三篇を収録。(「BOOK」データベースより)
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評判
ジャナ研の憂鬱な事件簿2の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
ジャナ研の憂鬱な事件簿2の総合評価:
7.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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読み終わるまで、五日間ほどかかりました。
単に私の読む速度が遅いだけですが、文章を読み進める度、思わず手を止めて色々と考え事をしてしまいました。
それはこの『ジャナ研』シリーズが、読者に考えさせるテーマを扱っているからだと思います。
さて、無事に2巻を読み終えまして、
結論から言いますと、今巻はライトノベルの中でも「傑作」のレベルに食い込んでいると思います。
特に『キマイラの短い夢』は「古典部シリーズ」の『いまさら翼といわれても』と同じくらい、心にグサッときます。
具体的にはネタバレになってしまいますので言えませんが、とにかく凄いです。
昔から「勝者と同じくして敗者も存在する」とよく言われますが、その敗者の心情をここまで事細かに描いた小説は、ライトノベルではちょっと見たことがありません。
何で現時点(2018.08.01)では、こんなに評価が低いのか、私にはわかりません。(星三つ半)
ほかの方のレビューを見ると、スケジュール管理の粗が目立って集中できないという主張があります。
しかし考えてみれば、ライトノベルとはそういうものでありまして、ある種お約束みたいなものです。
そもそもライトノベルの読書量が多い人間からすれば、それほど気になるものではありません。
ですが、的を射ていることを言う方もいます。
「作中では主人公が散々頭が切れるとされているのに、ちょっとしたミスを見逃してしまう」
私もこの意見には賛成です。
確かにストーリーを進めていく都合上、主人公には触らされるわけにはいかない情報があります。
そしてそこに違和感を持つは仕方のないことだと思います。
ですので、そこは何とか改善してほしいと思います。(このレビューを書いているのは、四巻発売直前なのですが……)
とにかく、私のおすすめには変わりません。
あとミステリ好きの方にはちょっと謎が軽く感じられるかもしれません。トリックや世界観に大胆さがなく、所謂「本格ミステリ」や「新本格」が好きな方にはうーんという感じです。
社会派ミステリというわけでもないのです。
どちらかと言えば、この作品は謎そのものではなく、謎を解く過程に価値があると思います。
というわけで読み進めようと思いますが、どうか打ち切られませんように。