死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録



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初公開日(参考)2017年11月
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長編小説

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死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)

2017年11月25日 死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)

平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影―“彼ら”について知っていることは3つ。1、“彼ら”はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。2、“彼ら”の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。3、“彼ら”は死の運命から絶対に逃れられない。―これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録の総合評価:8.00/10点レビュー 12件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録の感想

メディアワークス文庫はライト傾向ながらもミステリ好きが好む仕掛けを入れてくる作品がたまにある。そんな本を引き当てると嬉しく思う。本書はそんな1冊。
どういう系統の本なのか、実は帯や裏表紙に書かれてしまっている。Amazonの表紙画像には書かれていない。そこがメインとして印象に残る人もいればそうじゃない人もいるので、版元としてはネタバレではなく敢えてPR材料として明記して宣伝している模様。

あらすじは、死の瞬間を幻視してしまう主人公と、幻視によってもうすぐ死ぬことになる女性の2人が、幻視の運命を変えようと行動し人助けをする話。
幻視の設定がユニークで面白い。死が訪れる現場で被害者だけの動きが映像でリピート再生されます。まだまだ未来の死の場合は映像が半透明で薄く、死が近い程色濃く現実的に映る。横断歩道で映像が見えれば交通事故と想定できる感じです。この特性を手がかりにどんな死が訪れるのか想像し先回りして対処する流れです。

男女の出会いから始まり、誰かの死を回避する為に共闘する姿は青春模様でよい。
まぁなんというか読書中は、女性の鈴さんがとても良い人で万能過ぎるし、主人公は鬱屈してたり会話が寒く感じて、キャラまわしはラノベっぽいというかレーベル通りなどなど、ひっかかる点が多かった。ですが、読み終わってみれば気になる点がプラスに転じる。総じて面白く楽しめました。特に事故回避シーンの緊迫感は文章の筆が乗っているというか勢いあって惹き込まれました。

仕掛けに関しては話のメインではないのですが、ある程度想定していたのに、そうきたか!と意表を突かれました。ただこれは少し反則技では、、、でも有名なミステリ作品でも似たような前例があるからアリなのか。もう少し設定の補強があればよかったのになと思う次第。ここら辺はネタバレで書きます。

結末もよいので、ライトノベルも許容範囲のミステリ好きにはおすすめな作品です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(1pt)

無理矢理すぎる

設定自体は面白いと思うけどそれを全然活かせてないまま終わった感じ。面白さより無理矢理感の方が気になって物語に入り込めない。
あとしつこく繰り返される会話が寒すぎ。
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)より
4048935259
No.10:
(5pt)

ぜひ読んで

ぐんぐん読み進めた。よくあるストーリーかなと思うところを、覆された。結末も、よかった。
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)より
4048935259
No.9:
(4pt)

買いかもしれませんが・・・。

自分の年齢から考えておそらく最後の受け持ちになるであろう高校1年生のクラスの女子生徒が、いままで読んだ中で一番好きな本と言って貸してくれて読みました。
内容については、まもなく死ぬ予兆である「幻視」を見る「神長君」と、天真爛漫といったキャラの女子大生「鈴さん」が予知された死を回避させるべく奮闘する物語ですが、「神長君」の設定から映像化が読了後には自分の頭の中でさえ難しく、なかなか難儀させられました。
また、85ページの終わりから2行目の「聞き分けてくれなかった。」は、やはり「聞き入れてくれなかった。」でしょうし、262ページの、これもまた終わりから2行目の「とさり」は「どさり」の誤植といった感じで、普段から立派な本しか読んでないとかいうつもりはありませんが、気になりだすと内容に集中できなくなりました。
ただ、生徒が楽しむのもわかりますし、自分もかつては楽しんでいたことも忘れていませんので、ゴールデンウイーク明けに題名の「明日死ぬ君」をどう考えたらいいのかとか、どの登場人物が好きかとか、本書についてくだんの生徒と話をするのが楽しみです。
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)より
4048935259
No.8:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

叙述トリックが見事

読み進めていく中で「???」と思っていた描写が最後の最後でカチッとハマった時に、ああ叙述トリックだったのかと納得。
主人公とヒロインの女子大生のどこか噛み合わない掛け合いもなかなか楽しめました。
ラストも期待を裏切らない結末で後味もスッキリでした。
作者が後書きで記している通り、全てを理解した上で読み返しをすると、また違った視点で読み進められます。
普通に面白かったです。
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)より
4048935259
No.7:
(2pt)

読みごたえはない

別に話がつまらないわけでもないし展開も悪いわけではないが、別に面白くはない。先の展開は想像できる。まぁ最後は微妙。正直読んだ感はなくサクサク読めてしまう。買って読むほどでもない本ですね。
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 (メディアワークス文庫)より
4048935259



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