君を、死んでも忘れない。
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 | 2022年01月25日 君を、死んでも忘れない。 (メディアワークス文庫) 君は僕を残していなくなる。僕は君を残していなくなる。 日々を無気力に生きている高校生・樹の前に現れた少女・ナナミ。自分は病気でもうすぐ死ぬ。だから“難病もの”のヒロインのように想い出を作りたい。そんな願いに付き合い始めた樹は、つまらない映画のエンドロールのようだった毎日が色彩豊かなものになっていくのを感じていた。 しかしある事件をきっかけに、樹は自分が憶えていられる日々が徐々に少なくなっていることを知る。そして“記憶の日数”がゼロになった時……。“もうすぐ死ぬ”のは彼女ではなく自分だった? 徐々に明らかになる事実があなたの認識を逆転させる、新感覚の青春ストーリー! (「BOOK」データベースより) |
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| よくある難病もの、と思わせつつ・・・というのはあらすじからも分かるのですが、それでも翻弄されました。主人公やヒロインの心境を思うと胸が痛んだりキュンキュンします。 この作家さんの本はデビュー作から読んでますが、描写や心情や風景が丁寧で綺麗で、読んでいて心地いいし、やっぱり好きだなと改めて思いました。 読了して様々な真相がわかった後、二回目を読むことで、ヒロインの言動に隠された秘密や真相に気付けて面白そうです。 | ||||
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