彼女は僕の「顔」を知らない。



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初公開日(参考)2021年01月
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長編小説

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彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)

2021年01月22日 彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)

人の顔を認識できない少女×10年前の未解決放火殺人×【秘密】が潜む恋 「私は犯人を知りたいんです。私に与えられた時間は――もうきっと長くないから」 死者複数名を出した凄惨なキャンプ場放火事件から10年。僕の前に、同じ事件の生存者・静葉が転校生として現れる。事件当日に怪しげな男と遭遇したと言う静葉だが、彼女は“失貌症”――人の顔が認知できない病だった。 差出人不明の脅迫状、黒服の男、不審火の記録。10年を経て再び事件は動き出す。 これは――僕が静葉へ捧ぐ【贖罪】の物語だ。 ラスト僕らは「愛」を知る。二度読み必至の青春ライトミステリ!(「BOOK」データベースより)




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No.5:
(2pt)

あらすじから期待する話ではない

ミステリとしても青春としても中途半端で、どちらとしても楽しめませんでした。
ミステリとしても青春としても、キーポイントは人の顔を識別できないヒロインの設定です。ミステリパートは犯人を探す、追い詰めるような展開ではなく、淡々と、昔こんな事件があった、自分達はこういう子どもだった、こんな考えで生きている、というのを説明する為だけに存在しています。かと言って識別できない事が青春パートで何か事件を起こすわけでもなく、学園生活は順調ですし、出掛けた先で問題も起きません。
もしあらすじを読んで、ミステリと青春の融合したストーリーを期待するなら読まなくてもいいかなと思います。
ただ、各々昔からずっと抱えているものを少しずつ紐解いて前に進んでいく緩やかな、大人と子どもの狭間の話としては良かったので、あらすじとか、煽りの二度読み必須とかが無ければ良かったなと。二度読み必須に関しては本当にどこが必須なのかわかんないですし…。
彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)より
404912484X
No.4:
(3pt)

そこそこ楽しめたけど、ジュブナイル青春要素がメインで、ミステリとしては少し弱い

作者さんもあとがきで書いていますが、ドラマのサスペンスよりかな。
書き方のせいもありますが、謎がするすると登場人物から明かされるので、ミステリとしては弱いです。
また「顔がわからない」ヒロインだからこそ事件化で、そうでないと謎にもなれないので、特殊性に頼っています。
もともと問題を抱えていた子達が、少し大きくなって、真っ当に成長して前に向かって過去から巣だって行く物語という感じです。
内容でいうなら昔のコバルトにあった青春ミステリぽい感じでしょうか。
ただ語り口のせいか、登場人物たちが淡白な性格のせいか、やや素っ気なく、情熱的とはいえないので、青春ものとして伝わってくる熱量も弱いので、やや中途半端な感じもしました。
 ちょっとミステリー要素のあるジュブナイル小説て感じでしょうか。
彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)より
404912484X
No.3:
(2pt)

中学生むけ?

メディアワークス文庫だからこれでいいのかもしれないけど美少女のヒロインと周囲にとけこめない主人公の実によくある話で、病んでて思い込みがめちゃくちゃ激しい人が寄り集まって「寄り添うぼくたち」な話。これ面白いのは中学生までだとおもう。ダビンチで紹介されてたのでもうちょっとミステリっぽいのかと思って読んでみたけど失敗でした。
彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)より
404912484X
No.2:
(3pt)

まずまず

十年前の火事で両親を失った少年と少女が再会。
火事の真相究明と恋模様が描かれる恋愛ミステリー。
なかなか楽しめました。
彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)より
404912484X
No.1:
(5pt)

痛ましくも眩しい青春ミステリ

ミステリ風味の青春小説。
登場人物たちを苛む10年前の火事の記憶と、そのとき集められていた「問題のある子供たち」の10年後の姿。夜のなかで赤々と燃える炎の光景は、そこで彼女への憧憬とともに僕のなかに焼き付いている。
その鮮烈さと痛ましさを、少年少女たちの持つ特有の爽やかさと優しさが洗い流してくれるようないたわりを感じた。誰かが誰かを想っているとき、人間は一番美しいのかもしれない。

タイトルのとおり、失貌症のヒロインは主人公の顔を記憶できない。「今どんな顔してますか?」と確認しようとしたり、顔に触れたりして主人公の心に近づこうとする行為は彼女なりのコミュニケーションという感じがして、非常にいじらしく感じられた。また主人公のヒロインへの献身的な思いやりは、贖罪であると言いながら、確かに愛情のかたちを描いていて眩しい。
彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:彼女は僕の「顔」を知らない。 (メディアワークス文庫)より
404912484X



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