犯人は僕だけが知っている
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複雑な人間関係で、読み込んでしまいました | ||||
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百聞は一見にしかずがまさに当てはまる作品だと思います。主人公を取り囲む環境、周囲の行動、それぞれが全く違う反応を示しており、最終的に誰が何のためにそれをしたのか、言葉と行動の統一感と誰しもが体験する悩みを感じられます。 | ||||
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「殺されてしまった男子高校生が、なぜ級友の首を思い切り締めたのか?」その理由は推測に過ぎないでしょう。死人に口無し。確定事項じゃない分モヤったまま。 終始なかなか先に進まない退屈な高校生の会話が続く。特にアッと驚く結末でもなく無駄に美化されて終わってるし、登場人物の誰1人にも魅力も感じられないライトノベルでお粗末すぎた。 ゲームとか地下ドルとか配信とか炎上とかイマドキのネタで面白い物語ってほんと稀なんだなと。 | ||||
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バズっている作家さんなので読むべきだと言われて読みました。 すごくおもしろかったので、いっぱい売れてほしいと思いました。 松村先生のほかの作品も読んでみようと思いました。 是非買うべきです。 小説が嫌いな人も頑張って読めます。 勇気がもらえます。 | ||||
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本作は田舎町を舞台に現代日本の排除型社会(伝統的な人生モデルを喪失した不安や経済的な閉塞感から各々が異物認定した他者を排除しようとする社会、らしい)とそれに振り回される高校生たちの姿が描かれている。 息苦しい世界での人間の喘ぎというのは松村涼哉作品の共通したテーマだが、本作はそれが上滑りしているように感じた。 その大きな要因は高校生の話のはずなのに高校生の話として書けていないからだろう。 作中の閉塞感は舞台の町の経済的な先行きのなさが主因として描かれているが、それを肌で感じるのはこの町の労働者のはずだ。 大部分が親に養われる高校生は、もちろん親が貧乏なら貧乏な暮らしを強いられるし高卒で就職する生徒は間もなくそちら側になるとはいえ、やはり問題との距離がある。 にも関わらず作中の高校生は異常なほどの当事者性をもって社会が悪い社会が悪いと叫び、あるキャラクターは幼馴染みの家庭が行政の支援を受けられない理由は生活保護受給者が自治体の財源を食い潰すからだ、という理屈で生活保護受給者の子供である同じ部活の友人に暴行を加える。論理のあまりの飛躍も攻撃性も異常としか思えないが、作中ではその行為は悲壮で切実なものとして描かれていた。ついていけない。 作中の高校生は全体がそんな印象で、一人二人そういうキャラがいるというだけでは済まない。 キャラクターが一様に同じノリで、しかもそのノリにピンとこないものだから読んでいて違和感しかなかった。 このテーマを高校生でやるなら経済的な不安よりも多様性が尊ばれるようになった学校での混乱など、高校生にとっての問題として要素を絞って構築すべきだったのではないか。 ストーリーの軸のはずのミステリ要素が不要としか思えないこと、現実社会との接続が強い題材にも関わらずリアリティ的な面で引っかかる部分が多いことなど、とにかく洗練されていない作品に思えた。 | ||||
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