少年殉教者



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初公開日(参考)2025年02月
分類

長編小説

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少年殉教者 (メディアワークス文庫)

2025年02月25日 少年殉教者 (メディアワークス文庫)

「オレは、ルールの下に死んでいく」――人気絶頂のなか、謎のメッセージを残し自ら命を絶った俳優SIN。 動画投稿に没頭する女子高生の詠歌は、ある出来事から、死の直前の彼の姿を偶然撮影してしまったことに気づく。不審人物が映り込む、たった4秒間の事件の手がかり――SINは誰かに殺された? 憶測で過熱する報道を傍目に、詠歌は彼の死に疑問を抱く少年翔とともに真犯人を追う。だが、意味深な遺言に仕掛けられた謎に気づいた時、驚愕の事態にのまれていく。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(1pt)

パパゲーノ効果を狙ったのだろうが的を射ていない

タイトルに惹かれたのと、『15歳のテロリスト』と短編を1作過去に読んでいて、面白かった記憶があったので購入しました。メディアワークス文庫では有名な作家さんという認識があったのである程度安心して読めるかなと思っていたのですが、なんというか言葉にし難い違和感を抱きました。
俳優の自殺やウェルテル効果、芸能人の自殺の連鎖に関しては正直、現実であった某人気俳優の死とその連鎖を彷彿とさせる設定だったので不愉快でしたし、もう5年近く経過していますが、それでも記憶に新しく、未だ心に傷を抱えている人間は沢山いるのでそれを彷彿とさせるものはどうなのかなと。不謹慎と言いたい訳ではありませんが、どうしても思い出してしまって苦しかったです。このような小説一冊で傷口を抉るように思い出したくはなかった。

ストーリー自体は、可もなく不可もなくという感じです。南鶴と長谷川の視点が章ごとに交互に描かれますが、正直読みづらい印象はありました。文体が合わない、やや稚拙に感じさせる文章なのも読みづらい点でした。
言いたいことは分かるけど、結局この本の主題はなんなの?と思うような散らかり具合。
タイトルに「殉教」とあったのでキリスト関係かなと思っていたのですが、確かにキリストや哲学的なことが描かれていましたが、パパゲーノを狙うにはあまりにも薄すぎる。美談として終わらせられていたのも絶妙に納得出来ず、あまりにも非現実な設定と結末にご都合主義な作品だと言う印象を受けました。
自殺や希死念慮、遺族の気持ちはそんなに簡単なものではないですし、こんなに簡単に引き止められるものでもないです。自分自身、そのような経験があるからこそくだらない薄っぺらな作品だと感じました。本当に死を願っている人間には響かないでしょう。

最近は女性向けなろう小説ばかり出版されるようになってしまいメディアワークスから離れていましたが、久々に興味を引かれる作品が出たと思ったらなんというか的を射ていない作品でもやもやが残ります。
まさに不完全燃焼という感じ。
少年殉教者 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:少年殉教者 (メディアワークス文庫)より
4049163209



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