トリカゴ
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帯も付いていて新品同様でした。 | ||||
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無戸籍児という社会的な問題に切り込み、ミステリー作品にまとめ上げた秀作だと思います。会話や地の文が自然な文体で過不足なく書かれていて、文章表現もうまく、登場人物の実在感も高い。小説を読む楽しさをたっぷりと味わうことができました。驚天動地の大トリックがある訳ではありませんが、ミステリー小説としても十分仕上がっていると思います。クローズドサークル物や特殊設定・特殊能力物が苦手で、現実社会の一断面を切り取りクローズアップするようなミステリーを好む当レビュー子にとっては、「ドンピシャ」の作品でした。 欲を言えば、真犯人の心理や葛藤、その背景となったそれまでの生き方などをもう少し書き込んで欲しかったと思います。 「パズル」ではなく「ミステリー"小説"」を読みたい方に強くおすすめします。 | ||||
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生まれながらに戸籍が無い人がいるということを改めて認識した。色々考えさせられたが、最初のハナの登場の仕方がずっとしっくりこなくて物語に没頭しきれなかった。 | ||||
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無戸籍者の存在について多少知ることができたのは、良かったかなと思います。 | ||||
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無国籍者の集団は年齢、性別もさまざまな15名の隠遁生活なのですが、ひょっとするとほんとうに「ユートピア」なのかもしれません。現実の社会に義務として向き合い、さらにSNSなどで仮想現実にまで付き合わなければならないことがはたして『当たり前』で『幸せ』なのか、という根本的な問いが投げかけられている気がします。 この作者の真骨頂である「心理的トリック」は本作では使われていませんし、「物理的トリック」はかなり単純で途中でわかりました。松本清張に代表される昭和に流行した「社会派推理小説」というよりも「社会小説」かもしれません。 それでも堅苦しい説教調の小説になっていないのは、人間の個性、心情、情愛、優しさを埋め込んだ作者の巧みな小説技巧だと思います。 | ||||
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