トリカゴ

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評判

トリカゴの評価:

3.29/5点 レビュー 17件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1〜20 1/2ページ
No.29
(5pt)

また利用したいです

帯も付いていて新品同様でした。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.28
(4pt)

社会的問題をミステリー作品にまとめ上げた秀作

無戸籍児という社会的な問題に切り込み、ミステリー作品にまとめ上げた秀作だと思います。会話や地の文が自然な文体で過不足なく書かれていて、文章表現もうまく、登場人物の実在感も高い。小説を読む楽しさをたっぷりと味わうことができました。驚天動地の大トリックがある訳ではありませんが、ミステリー小説としても十分仕上がっていると思います。クローズドサークル物や特殊設定・特殊能力物が苦手で、現実社会の一断面を切り取りクローズアップするようなミステリーを好む当レビュー子にとっては、「ドンピシャ」の作品でした。
 欲を言えば、真犯人の心理や葛藤、その背景となったそれまでの生き方などをもう少し書き込んで欲しかったと思います。
 「パズル」ではなく「ミステリー"小説"」を読みたい方に強くおすすめします。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.27
(4pt)

無戸籍者について考えた

生まれながらに戸籍が無い人がいるということを改めて認識した。色々考えさせられたが、最初のハナの登場の仕方がずっとしっくりこなくて物語に没頭しきれなかった。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.26
(2pt)

全体的に薄く浅くぬるい感じでした。

無戸籍者の存在について多少知ることができたのは、良かったかなと思います。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.25
(3pt)

「完璧」ではなく、「十分」を目指せばいい

無国籍者の集団は年齢、性別もさまざまな15名の隠遁生活なのですが、ひょっとするとほんとうに「ユートピア」なのかもしれません。現実の社会に義務として向き合い、さらにSNSなどで仮想現実にまで付き合わなければならないことがはたして『当たり前』で『幸せ』なのか、という根本的な問いが投げかけられている気がします。

この作者の真骨頂である「心理的トリック」は本作では使われていませんし、「物理的トリック」はかなり単純で途中でわかりました。松本清張に代表される昭和に流行した「社会派推理小説」というよりも「社会小説」かもしれません。

それでも堅苦しい説教調の小説になっていないのは、人間の個性、心情、情愛、優しさを埋め込んだ作者の巧みな小説技巧だと思います。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.24
(3pt)

「完璧」ではなく、「十分」を目指せばいい

無国籍者の集団は年齢、性別もさまざまな15名の隠遁生活なのですが、ひょっとするとほんとうに「ユートピア」なのかもしれません。現実の社会に義務として向き合い、さらにSNSなどで仮想現実にまで付き合わなければならないことがはたして『当たり前』で『幸せ』なのか、という根本的な問いが投げかけられている気がします。

この作者の真骨頂である「心理的トリック」は本作では使われていませんし、「物理的トリック」はかなり単純で途中でわかりました。松本清張に代表される昭和に流行した「社会派推理小説」というよりも「社会小説」かもしれません。

それでも堅苦しい説教調の小説になっていないのは、人間の個性、心情、情愛、優しさを埋め込んだ作者の巧みな小説技巧だと思います。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.23
(3pt)

優等生が書いた小説

文章がしっかりしていて、読みやすくわかりやすく、よくまとめられていると思います。著者の年齢で、このまとめ方ができているということは、賢くて、真面目で、お勉強がよくできた方だったのでしょう。ただ、小説は、一般人が何かフィクションが読みたいと思ったときは、これではおもしろくありません。理由はわかりません。ただ、売れている人は、文章がうまいわけでも、プロットがよくできているわけでもなく、破綻があったりする。でも、そこがいい。読み手は、作者の何かわからない情熱、焦燥などに引きずられていき、それが魅力となるから。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.22
(3pt)

優等生が書いた小説

文章がしっかりしていて、読みやすくわかりやすく、よくまとめられていると思います。著者の年齢で、このまとめ方ができているということは、賢くて、真面目で、お勉強がよくできた方だったのでしょう。ただ、小説は、一般人が何かフィクションが読みたいと思ったときは、これではおもしろくありません。理由はわかりません。ただ、売れている人は、文章がうまいわけでも、プロットがよくできているわけでもなく、破綻があったりする。でも、そこがいい。読み手は、作者の何かわからない情熱、焦燥などに引きずられていき、それが魅力となるから。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.21
(3pt)

テーマと真相の乖離

個人的に無戸籍というテーマをずっと追っていたので、ついにそれをテーマにしたミステリが出たか、というか先にやられてしまったか…と不安と期待を抱いて読んだのだが……うーん、確かにテーマ性の強い社会はエンターテイメントとしては、作者は凄い誠実にテーマに向き合っているのはわかるが、やはりエンタメミステリーとしては絶賛はできない。

まず、第一の事件の真相がショボい…というか早々にわかってしまう。肝心の鳥籠事件の真相は、伏線も丁寧だし、驚きはしたものの、しかし今度はテーマが本筋からズレ、〇〇〇殺人犯モノになっていたので、なんともいえない。推理に至る過程もほぼ偶然だし…
あと、第二章がまったく話が進んでなかったのもどうかと。ここでどんでん返しが一つあれば、あるいは……

しかしラストは希望に満ちていてよかったし、途中、明らかに井戸まさえさんみたいな人が出てきたのには笑った。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.20
(3pt)

テーマと真相の乖離

個人的に無戸籍というテーマをずっと追っていたので、ついにそれをテーマにしたミステリが出たか、というか先にやられてしまったか…と不安と期待を抱いて読んだのだが……うーん、確かにテーマ性の強い社会はエンターテイメントとしては、作者は凄い誠実にテーマに向き合っているのはわかるが、やはりエンタメミステリーとしては絶賛はできない。

まず、第一の事件の真相がショボい…というか早々にわかってしまう。肝心の鳥籠事件の真相は、伏線も丁寧だし、驚きはしたものの、しかし今度はテーマが本筋からズレ、〇〇〇殺人犯モノになっていたので、なんともいえない。推理に至る過程もほぼ偶然だし…
あと、第二章がまったく話が進んでなかったのもどうかと。ここでどんでん返しが一つあれば、あるいは……

しかしラストは希望に満ちていてよかったし、途中、明らかに井戸まさえさんみたいな人が出てきたのには笑った。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.19
(5pt)

無戸籍者を扱った興味深い推理小説

蒲田署の女刑事と捜査一課の異色刑事の新旧二つの事件の謎解きの小説。その全体の流れに無戸籍者が関わる事で社会性の高い推理小説になっている。一読の価値ありと思います。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.18
(5pt)

無戸籍者を扱った興味深い推理小説

蒲田署の女刑事と捜査一課の異色刑事の新旧二つの事件の謎解きの小説。その全体の流れに無戸籍者が関わる事で社会性の高い推理小説になっている。一読の価値ありと思います。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.17
(4pt)

上手くまとめた

無戸籍者を扱った社会派ミステリー。無戸籍者の実態や問題点が調べられていて、詳しく語られているのではと感じました。

そのため社会問題が物語のメインテーマかと思いましたが、唐突感は感じたものの、ミステリーとしても事件の真相にはしっかりとした工夫もあり楽しめました。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.16
(4pt)

上手くまとめた

無戸籍者を扱った社会派ミステリー。無戸籍者の実態や問題点が調べられていて、詳しく語られているのではと感じました。

そのため社会問題が物語のメインテーマかと思いましたが、唐突感は感じたものの、ミステリーとしても事件の真相にはしっかりとした工夫もあり楽しめました。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.15
(3pt)

無国籍という着眼点

公的に存在を認められない人間の生きる苦しさをベースにした社会派ミステリー。

街中で起きた殺人未遂事件から無国籍者が暮らすコミュニティーへと話しは移っていくのだが、独自のねじれた世界の描き方は良いのだが無戸籍者の生活の描き方は少しくどい。
もっとテンポよく展開されると読みやすい。

トリカゴの表題に感する兄弟の扱いももうちょっとヒネリが欲しい。
事件の終わりとコミュニティの関わりの着地点は上手くまとめていると思う。

悲しさだけで終わらないラストの未来への希望は救われる。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.14
(3pt)

無国籍という着眼点

公的に存在を認められない人間の生きる苦しさをベースにした社会派ミステリー。

街中で起きた殺人未遂事件から無国籍者が暮らすコミュニティーへと話しは移っていくのだが、独自のねじれた世界の描き方は良いのだが無戸籍者の生活の描き方は少しくどい。
もっとテンポよく展開されると読みやすい。

トリカゴの表題に感する兄弟の扱いももうちょっとヒネリが欲しい。
事件の終わりとコミュニティの関わりの着地点は上手くまとめていると思う。

悲しさだけで終わらないラストの未来への希望は救われる。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.13
(4pt)

編集者お薦めのミステリの記事を読んで…社会派ミステリ

作者の本を読むのは初めて。編集者達のお薦めのミステリ本に関するネット記事を読み、紹介されていた本作に興味を持った。
読後、レビューを読むと厳しい評価が多くなるほどと思ったが、個人的に面白くて一気に読んだ。

痴情のもつれから起きた時思われる殺人未遂事件。容疑者の20代の女性は無戸籍で住所不定。当初反抗を認めるも後に否認に転じ、証拠不十分で釈放。
担当した主人公の女刑事が跡をつけると、“ユートピア”と称し十何名の無戸籍の人達と暮らしていることが判明。女性の兄もそこにいた。
主人公はその憤りから彼女が刑事を志すきっかけとなった二十数年前の未解決の“鳥籠事件”を思い出す。集合住宅の一室で育児放棄された幼い兄と妹が発見。兄妹はペットと鳥と共に放置されていたため、鳥の鳴き声ような音しか発せず、羽ばたくような動作しかできなかったという。養護施設に保護されるも一年後に何者かに誘拐されその後生死不明。
彼女は今回容疑者となった女性が、“鳥籠事件”の妹ではないかという疑いを持つ。

登場人物も魅力的。主人公の森垣里穂子は31歳。蒲田署の刑事課強行犯係の巡査部長。叩き上げの刑事だ。夫と1歳になる娘との三人暮らしだが、激務で育児と家事の殆どをフリープログラマーの夫に任せっきりなのに引け目を感じている。
ペアを組むのは林部海人。24歳の新米刑事で里穂子は彼の教育係も務める。今時の若者ながらなかなか優秀。

しかし本作で里穂子のバディとなるのは羽山圭司34歳。本庁の捜査一課特命捜査対策室の巡査部長。かつては強行犯捜査にいたが、スタンドプレイが災いして、窓際に飛ばされていた…何だか某刑事ドラマを彷彿。

ただ、根本的事件の《真相》については、いまいち腑に落ちない。短絡的な動機で事件を起こす人がそんな面倒なことをするのだろうか。謎が解けた後は少々がっかりした。

とはいえ、無戸籍問題と真っ向から向かい合った社会派ミステリだと思う。結末は甘いといわれればそれまでだが、イヤミスではなかったのは個人的にありがたい。
ドラマ化希望。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.12
(4pt)

編集者お薦めのミステリの記事を読んで…社会派ミステリ

作者の本を読むのは初めて。編集者達のお薦めのミステリ本に関するネット記事を読み、紹介されていた本作に興味を持った。
読後、レビューを読むと厳しい評価が多くなるほどと思ったが、個人的に面白くて一気に読んだ。

痴情のもつれから起きた時思われる殺人未遂事件。容疑者の20代の女性は無戸籍で住所不定。当初反抗を認めるも後に否認に転じ、証拠不十分で釈放。
担当した主人公の女刑事が跡をつけると、“ユートピア”と称し十何名の無戸籍の人達と暮らしていることが判明。女性の兄もそこにいた。
主人公はその憤りから彼女が刑事を志すきっかけとなった二十数年前の未解決の“鳥籠事件”を思い出す。集合住宅の一室で育児放棄された幼い兄と妹が発見。兄妹はペットと鳥と共に放置されていたため、鳥の鳴き声ような音しか発せず、羽ばたくような動作しかできなかったという。養護施設に保護されるも一年後に何者かに誘拐されその後生死不明。
彼女は今回容疑者となった女性が、“鳥籠事件”の妹ではないかという疑いを持つ。

登場人物も魅力的。主人公の森垣里穂子は31歳。蒲田署の刑事課強行犯係の巡査部長。叩き上げの刑事だ。夫と1歳になる娘との三人暮らしだが、激務で育児と家事の殆どをフリープログラマーの夫に任せっきりなのに引け目を感じている。
ペアを組むのは林部海人。24歳の新米刑事で里穂子は彼の教育係も務める。今時の若者ながらなかなか優秀。

しかし本作で里穂子のバディとなるのは羽山圭司34歳。本庁の捜査一課特命捜査対策室の巡査部長。かつては強行犯捜査にいたが、スタンドプレイが災いして、窓際に飛ばされていた…何だか某刑事ドラマを彷彿。

ただ、根本的事件の《真相》については、いまいち腑に落ちない。短絡的な動機で事件を起こす人がそんな面倒なことをするのだろうか。謎が解けた後は少々がっかりした。

とはいえ、無戸籍問題と真っ向から向かい合った社会派ミステリだと思う。結末は甘いといわれればそれまでだが、イヤミスではなかったのは個人的にありがたい。
ドラマ化希望。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497
No.11
(1pt)

若き気鋭作家のスランプ

『いなくなった私へ』でデビューした若手作家の現時点での最新作。
全ての作品を読んでいる訳ではないですが、近作にうっすら感じられていた力量の限界が如実化したとでも言うべきか、本作は後半に掛けての息切れ感が物凄い。マンネリかスランプか、いずれにせよおすすめは出来かねます。
トリカゴ (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: トリカゴ (創元推理文庫)より
4488434223
No.10
(1pt)

若き気鋭作家のスランプ

『いなくなった私へ』でデビューした若手作家の現時点での最新作。
全ての作品を読んでいる訳ではないですが、近作にうっすら感じられていた力量の限界が如実化したとでも言うべきか、本作は後半に掛けての息切れ感が物凄い。マンネリかスランプか、いずれにせよおすすめは出来かねます。
トリカゴ Amazon書評・レビュー: トリカゴより
4488028497