青くて痛くて脆い
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MBTI診断にハマっているのですが、主人公がINTJ(建築家)に当てはまっていてとても面白かったです。INTJは感情も飼いならすような人達なので、人の弱さに鈍感ですし、地頭が良い為基本ネガティブです。(ネガティブは悪いことではない) 何か本当に、INTJの短所であるコミュ障を表していて、作中に「コミュニケーションはあり過ぎても、なさ過ぎてもコミュニケーション障害なんだよ」みたいな話があり、もうITNJの主人公を題材にした作品なのかなと勝手に盛り上がりました。 | ||||
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つかみがサスペンス要素を含んでて面白そうだったから読んだけど時間の無駄でした。 | ||||
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楽しかったです。 | ||||
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学生時代、かなり大きな文化系のサークルに所属していた頃のことを思い出しながら読んでいました。まだ成長しきれていなかった自分のせいでいろいろなことがあった訳ですが、他人のことを思いやる余裕のない、一直線な思考の動きは、この物語の主人公に重なるものがありました。何かを転機として変わっていく、それは成長するということだと思いますが、物語の終盤に至り、その変化がとても納得できるものに感じました。ノスタルジックな思いでフィルターがかかっているとは思いますが、とても良い物語だったと思います。 | ||||
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思弁的ではあるが論理的には主人公の思いはほぼ一貫している。その意味では純粋で、いつも生き方を考えているようなところがある。 むしろ、彼の攻撃を受ける彼女の生き方にこそ理解できないものを感じる。 ヒネた大人になった自分が今言える事は、あまり生き方や社会に対して決めつけない方が良いという事だ。ある考えを強く持ち続けることは一見良さげだが、完全に、あるいは誰にも正しい事などそうは無いので、軌道修正して行くのが良いのだ。それを頑なに抱いていると、ひどい場合には道を間違うかも知れないし、回り道をすることになるかも知れない。側から見て「一貫している」などと評されたら、むしろ気をつけるべきだ。 と言って、羅針盤もなくフラフラと行き当たりばったりというのも感心しない。その加減が難しいところだ。 もう一つ思ったのは、理屈を言っているようで、実はその裏に大きな感情が、自分でも気づかない内に形成されていて、それが自分を突き動かしている場合があるという事だ。これは、この小説の主人公のように、自分でも本当に気づいていない事がある。 それと、作者とは考えが少し違うが、嫉妬という感情にはそこ知れぬパワーがあるが(ストーカーもそうだ)、「その中心には愛の欠如がある」(ユング)という見解もよく噛み締めてもらいたい。嫉妬の対象となるものに原因があるのではなく、当の自分にこそ問題がある場合があるのだ。嫉妬心を愛情と勘違いしないようにという事でもある。これを得心するにはかなりの修練が必要だが。 最後に一言。この小説こそ「青くて痛くて脆い」と感じる。 | ||||
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