祭火小夜の後悔
- 怪異 (278)
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祭火小夜があまり出て来ない…小夜には不思議な能力や秘密があるかと思いきや何もない…何もないのに霊能力者のように問題を解決したりする… | ||||
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普段ホラーを読まない私だが、『ホラー界にニューヒロイン誕生』 『宮部みゆき氏も絶賛!』の文句につられて読んでみた。 結論から言うと、あまり夢中になれなかった。 祭火小夜というヒロインが魅力的な名前の割に、とても地味なキャラだからだ。 本の構成は短編3、中編1からなる連作短編集である。 プロローグはとても魅力的で、これから何が始まるのだろうと期待させる。 祭火小夜の後悔とは一体なんなのだろうとワクワクした。 登場人物は同じ学校の先生と生徒。 彼ら(彼女ら)が個別に体験する怪異譚が語られる。 そこに謎の美少女「祭火小夜」がさり気なく関わり、 起こっている怪異について適切なアドバイスをする。 そのアドバイスによって大事に至らずに済むというパターンだ。 ああ、なるほど新機軸だなぁと思うのだけど、肝心の祭火小夜が全く活躍しない。 ヒロインらしくない。まるで通りすがりの人みたいな感じなのだ。 つまりそこが『新機軸』たる所以なのだろうけど… う〜ん、微妙だ。 このお話は続編があり、そこで祭火小夜がどう変貌するのか知らないが、 続けて読もうという気にはなれなかった。残念! 第1話から第3話までは文字通りの短編なので、まとまりがいい。 特に第3話の『しげとら』は秀逸だ。 この『しげとら』を主役にした連作短編を読んでみたい。 それほど魅力的な妖怪?である。出会いたくはないけど。 そして1話から3話までの登場人物が第4話で集合し、 最後の大きな謎に挑むという構成は心憎いほどよくできている。 ところがこの中編の第4話が一番退屈。冗長に感じるほどに。 魔物というのが登場するが、これがいかにもという魔物で魅力がない。 大味というか工夫がないというか平凡というか… そんな感じで飽きてしまった。 今ひとつはじけないヒロインだなぁと思うのだが、 それが作者の狙いだとすれば、私に合わなかっただけのこと。 決して駄作ではないので、興味のある方は読んでみてはと思う。 文章はとても読みやすい。 | ||||
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連作短編ですが,微妙につながっています(ある先生の正体はなるほど,やられた!!) 2番目は少々尻切れトンボかな? ただドライブというのは斬新 個人的には続編がさらに好き しかし応募時タイトルの「魔物ドライブXデー」はないっしょw | ||||
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話自体はぜんぶたのしく読めました。日常のなかに潜む怪異にふれることになってしまった登場人物たちに主人公である祭火小夜が助言を与え手助けもし、最後にはその人物たちと小夜で小夜の兄を殺した怪異に立ち向かうというわかりやすい筋立て。文章も読みやすく、ライトノベル寄り?そのもの?かはわかりませんがさくさく読めました。 読んでいる間中、小夜って誰かに似てるなぁと思っていましたが、たぶん千反田えるだなと読了後に思い出しました。 | ||||
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各話の語り部が怪異に遭遇し、祭火小夜という少女の助言に従って事件を解決をする、というのが基本的な構成。 この手の除霊師役はアクの強い変人が多いですが、祭火小夜は「とある事情」で怪異の知識があるだけで とても謙虚で控えめな性格をしています。 登場する怪異は、悪意を持った怨霊の類ではなく『理に従って行動する存在』という側面が強く、 奇怪ではあるものの、野生動物や自然現象に近いものとして描かれています。 素直で控え目な解決役。自然現象的な怪異……とホラー特有の『意地の悪さ』のようなものがなく、 総じて素朴な作品という印象を受けます。 怖くも、意地悪くもないというのは、ホラーとしては欠点かも知れませんが、 万人受けし易いという長所でもあります。 恐ろしいものを期待するのではなく、ちょっと不思議な話を読む感覚で読むととても面白いです。 | ||||
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