戒名探偵 卒塔婆くん
- 名探偵 (559)
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 | 2018年11月02日 戒名探偵 卒塔婆くん のほほんと生きる金満寺の次男・春馬は金に汚く横暴な住職代行の兄に寺の無理難題をふっかけられがち。今日も今日とて、古い墓石の身元を探している。手がかりは石に刻まれたたった数文学の戒名だけ!?しかし、春馬には同じ高校に通う『戒名探偵』―外場薫という切り札があった。なぜか仏教に異様に詳しい彼は、この日も墓石の写真を見ただけですらすらと身元を言い当てるのだ。有力檀家のルーツ探しに、仏教界びっくりドッキリイメージアップ大作戦!謎が謎を呼ぶ、巨大コンテンツメーカー創始者の生前戒名を巡る骨肉の遺産争い…知れば知るほど面白い仏教の世界の謎を、外場=卒塔婆くんが解き明かす!(「BOOK」データベースより) |
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| この直前に別の作家の司法解剖のミステリを読んだが、まあ作家が勉強した司法解剖の問題点はわれわれ読者も勉強できた。でもミステリのための殺人にやや辟易した。それに反してこちらも強引な設定だが、作者の力量の違いか楽しく読めた。語り手の少年のちょっとした成長もうれしい。 | ||||
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| レビューの高さ＆著者の別の作品が面白かったので購入。 結果、大外れ。まず戒名に関心がない自分には、ずらずら説明を書かれても意味不明＆興味がわかず、 主人公の卒塔婆くんよりも、金満寺兄弟の鬱陶しさに耐えられず、2話の途中で脱落しました。 自分としては、今後この著者の別の作品を読むのを躊躇するほどの駄作。 | ||||
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| 小説を面白くするための脚色だということは分かるのだけども、金満寺の生臭キャラが極端すぎて現実味がない。 肝心の戒名のことも（参考資料を読み込んだんだろうけど）大事なところがトンチンカン。戒名は授戒師や葬儀導師以外が付けられるわけないし、自作や第三者の考えたものは戒名っぽいナニかでしかない。戒名探偵だったらそこまで理解しててほしい。 ただ、自分がの寺で生まれ育った人間じゃなかったら面白く読めたかも。 | ||||
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| ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 見た目通りにクール，そしてマイペースなのはともかく，読む側にも無愛想な印象で， 登場し，紹介となる最初の話で，卒塔婆くんや作品自体にあまり関心が湧いてきません． 謎解きの方も，なんでもは知っているが，なぜ知っているのかはわからず，見せずで， 戒名や寺関係のことなど，興味深い話はありましたが，難題を苦ともせず答える姿には， 「へぇ…」以上の感想はなく，問題が解決したことへの楽しさや気持ち良さはありません． また，特殊な専門分野，お仕事系の謎解きものかと思いきや，最後の話でガラリ一変， この本の半分以上を占めるのですが，内容はともかく，少し浮いてしまっていたようで， 重く，複雑な事情を語りだけで済ませる様子と，モタつく組み立てにダレてしまった感が． 謎多き卒塔婆くんの背景にも，合間に，そして最後で迫るものの，完全には明かされず， あとは続刊でという終わり方でしたが，正直，そこまで彼のことが気になるかと言えば…． | ||||
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| お墓の戒名について知らないことまでよく書いてありました。最後まで読んでいくと戦死した人の供養「遠い異国」など考えてさせられる場面もありなかなか面白いです。 | ||||
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