静おばあちゃんと要介護探偵
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毎回、納得の解決策が展開する。 こんな頼りになる老人達うちの町内に居てほしい!? | ||||
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暴走老人こと香月玄太郎(こうづき げんたろう)の無茶ぶりと気骨(きこつ)、とってもイカしてました。なんせ、あの高遠寺静(こうえんじ しずか)おばあちゃんをして、はらはら、じたばたさせちまうてんですから、ただ事ではありません。あちこちで、元気パワーを注入されて、胸がすっとしましたぜい。 話の中に、ルシアと遥(はるか)、玄太郎の二人の孫娘が登場するシーンには、と胸を突かれましたねぇ。『さよならドビュッシー』ならびに『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』を読んだ方でしたら、二人の孫娘と久しぶりに再会したこのなんとも言えない胸のうち、きっと分かってくださることと思います。 旨そうな味噌カツとか、〝やっとかめ〟なる不可思議な言葉(久しぶり、て意味らしい)とか、名古屋の土地柄を生かしたアイテムが所々にひょっこり顔を出してるところ。ほっくりした、なんやいい心持ちになりました。 あと、アガサ・クリスティー作品のタイトルそのままだったり、ちょいともじったりしたものが、それぞれの話のタイトルに使われてますよね。アガサ・クリスティーのファンの一人として、にんまりしちゃいました。〝スタイルズ荘〟ならぬ「菅田荘(すがたそう)の怪事件」てのには、「なんやそら。ぶへっ!」と噴きそうになりましたけど。 柴田純与さんによる文庫本イラストも、登場人物のキャラを上手いこと捉えて、ええ味出してますね。玄太郎のじいちゃんが操縦してるパワーショベルも、話ん中にちゃあんと出てきます。そのシーンがまたとても痛快で、わくわくしながら頁めくってました。 | ||||
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(以下ネタバレがあります) 中山七里さんのミステリー作品はどれも面白くて結構読んでいますが、その中で、香月玄太郎が活躍するシリーズ(3作あります)は、私と年代が同じで、作中彼の発する言葉から想見される心情に共感を覚え、彼の活躍に元気をもらえることから、中山さんの作品の中では私が一番気に入っている作品です。 ただ、その香月源太郎が事もあろうに「さようならドビッシー」の始まりの部分で火事で焼死、それも彼がプロ並みの腕を持つ趣味のプラモ戦艦工作用の塗装スプレーがストーブで引火して爆発したのが原因という無惨、というより惨め、愚かな死に方をするのは、私としてはあまりにも納得がいかない!(私もプラモが好きですが、ストーブの近くで塗装スプレーを使うなどということは絶対に有り得ない!)著作順に言えば「ドビッシー」の後追い的にこの香月玄太郎シリーズが書かれたので仕方がない面もあるでしょうが、年寄りの私には何とも嫌な思いが残る。。 「年寄りが元気をもらえる小説」という点では、森村誠一氏の「星の陣」を是非読んでいただきたい(男性向きかもしれませんが。。)。 | ||||
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2人のキャラがよい | ||||
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最初はあんまりハマらなそうだったけど、読んでるうちにキャラが好きになったら面白くなった | ||||
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